15安打12得点の猛攻。甲子園で、今季初の2ケタ得点。2連勝で、5カードぶりのカード勝ち越しを決めた。青柳が、今季初登板初先発。6回途中を6安打3失点に抑えて、今季初白星。
「一軍に呼んでもらえたのが有り難かった。終盤なので与えられた1試合で結果を残さないと。昨年までとは違って、四死球で荒れることがなかったのが収穫です」
と、約1年ぶりに踏んだ本拠地のマウンドの感触を喜んだ。変則フォームから繰り出す直球に、外角に鋭く決まるスライダーが冴えた。四球は1個、82球でまとめた。金本監督は、
「コントロールの不安だけなんでね。球威がちょっと戻ってきた」
と、評価。が、投手交代のタイミングを反省した。
「あのイニング、じつは香田コーチが『代えませんか』ということだった。オレが『まだ行けるんちゃいますか』と。ちょっと申し訳なかったですね」
と、苦笑いで反省。

「若い選手が、前で出塁してくれているから、それに応える仕事が出来てよかった」
と、福留。3安打2打点と、連夜の大暴れ。今季8度目の猛打賞だ。2試合ぶりのスタメン・俊介も、猛打賞。今季初。堅実さが売りの男が、ど派手な活躍。3回、2点を先制し、なおも二死満塁で迎えた第2打席。右翼に運んだ打球は、右に大きく弾んで野手のグラブをはじいた。運も味方した走者一掃の三塁打。しかしながら、スタメン起用をするか迷ったという金本監督は、
「片岡コーチの強引なご推薦がありましてね。感謝というかね、よくぞ本当に推してくれて」
と笑う。俊介の1試合5打点は、自己最多記録。8回無死一塁では右腕投手から中前打。
「あの打席で打てたってことは、何かきっかけにできたんじゃないかなと」
今季は主に左腕相手で出場機会を得てきた。猛打賞と同時に、レギュラー取りへのアピール。

北條は8月26日の巨人戦以来、今季7度目の猛打賞。「幻の3ラン」の陽川も、5打数2安打3打点。6回無死一、三塁のチャンスで、外角のスライダーをとらえ左翼への大飛球。一度は本塁打の判定もリプレー検証の結果、フェンス最上部に当たっており、三塁打に。
「感触は良かったです」
それでも、2点を追加する適時打となった。

○<阪神12-3DeNA>◇2日◇甲子園