打てん、勝てん!

■◆■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ オープン戦 ━

 打てん、勝てん!

           サイコロ勝敗表;●●●●●△●
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打線は、5安打1得点と、一向に振るわない。寒く、雨も降る悪コンディションだった。1分けを挟んでオープン戦、6連敗。あくまでも、試運転の段階であることには変わりないが…

西が移籍後初めて甲子園に登板し、3回1安打無失点、3奪三振。内外を1球1球、丁寧に投げわけ、巨人に手も足も出させなかった。わずか25球で巨人打線を料理。貫禄の甲子園デビューだ。「サンケイスポーツ」によると、
「満足出来るボールと、そうでないボールがはっきりしていた」
と、求める基準が高いだけに、登板後に笑顔はなかった。

本拠地が、「西マウンド」に仕上がっていた。今季から甲子園のマウンドがメジャーのように硬くなった。粘土質の黒土「ブラックスティック」を使用。

マウンドの硬化により、昨季まであったプレート前に埋め込まれたゴム状の板(第2プレート)を取り除くことが検討されたが、西らの要望により継続が決定。極端にプレートの一塁側に立つ西は、6足半~7足と大きく左足を踏み込む。誰もが到達しないその領域も、スパイクがかみやすいように整備された。

■馬場が、4回3安打2失点と奮闘した。2番手で登板も、先発テストの意味合いがあった。86球を投じて敗戦投手になったが、
「弱気でも受け身でもなく、収穫のある4イニングだった。(捕手が)構えているところに投げられていた」
と、納得の表情で話した。

D3・木浪、完封負け寸前の9回一死一塁。やはり並外れている。右中間突破の適時三塁打で、開幕スタメンへ、前進だ。

 <オープン戦:阪神1-3巨人>◇10日◇甲子園



■また勝てず。矢野監督は甲子園で初采配となったが、初白星はまたしてもおあずけ。オープン戦6戦未勝利に、苦渋の表情を浮かべた。
「ファンが応援してくれるからやっぱり、勝ちたかった。オープン戦だから負けていいと思って戦ってないので」

1点リードで9回を迎え、初勝利は目前だった。しかし、守護神候補の球児が失点してスルリと逃げた。

岩貞が先発し、4回無失点と好投。思い切って腕を振った。30日のヤクルトとの開幕第2戦(京セラ)での先発が当確となった。4回を散発2安打無失点。立ち上がりから連続で空振り三振を奪うなど、持ち味を発揮した。
「継続していくことに意味があると思うので、次の登板に向けてもっといい投球、いいボールが投げられるようにやっていきたいです」
手応えを得たのが、近年あまり使っていなかったカットボール。自己最多の10勝を挙げた2016年までは使っていた球種で、投球の幅を広げることが狙いだ。

 <オープン戦:阪神3-3日本ハム>◇9日◇甲子園