11得点、大勝。1回に、大山の3号3ランなどで4点先取。先発・岩貞が6勝目。金本監督は、
「ハッハッハ。ま、いつもやられている…ウッフッフ…勝ち方が、久々にできたのかな、と」
と、いかにも満足げ。金本監督の監督通算400試合を勝利で飾った。

大山が5カ月ぶりの3号3ランを放ち、首位広島に先制パンチをくらわした。初回、一死満塁から陽川の二ゴロの間に1点を先制した直後、二死二里、三塁のチャンスの打席。2球ファウルで粘り、フルカウントで迎えた7球目。真ん中低めのフォークを完ペキにとらえ、左翼席上段に運んだ。
「ファウルで粘りながら、いいポイントで打つことができました。初回に、得点を挙げることができて良かったです」
8回には三塁線への打球をダイビングキャッチで好捕。振り向きざまに一塁へ矢のような送球で打者走者を刺した。ピンチの芽を摘んだ。マウンド上から2番手・能見がグラブで合図を送ると、うれしそうにはにかんだ。

岩貞、自身18度目の正直で広島戦初勝利。7回7安打7奪三振3失点の力投で、約1カ月ぶりの6勝目(7敗)をあげた。待望の白星にうれしさが込み上げる。27歳・バースデー星は、自分への最高のプレゼントとなった。
「チームは勝っていたので、嫌な印象はなかった。うれしいの一言です」

※ 二軍施設のある鳴尾浜球場と虎風荘が、台風21号の影響で停電と断水の被害を受けた。4日の14時頃から5日の朝になっても復旧せず。グラウンドの整備、点検のため、全体練習の予定を甲子園球場に場所を移しての自主練習に変更された。

◆広島・新井貴浩内野手、現役引退。
「もう少しプレーヤーとしてできる体力とか、まだあると思う。ちょっともったいないなというのが本音ですね」
金本監督にとって新井は広島時代に4年間、同僚としてプレーし、阪神の主力として活躍すると、新井も後を追うように08年に阪神へFA移籍。5シーズン、チームメートとして奮闘。縁の深い選手の引き際に接し、
「本当に弟みたいな存在」
と振り返った。

○<広島3-11阪神>◇5日◇マツダスタジアム

過去の試合;
●<広島5-4阪神>◇4日◇マツダスタジアム

痛恨サヨナラ負け。今季2度目。延長12回、4時間23分の熱戦も及ばず。全力で戦ったが、土壇場で力尽きた。メッセンジャーは7回4安打3失点も白星ならず、日米通算100勝はお預けとなった。鉄壁救援陣決壊。球児、救援失敗。ドリスが打たれて4敗目。

◆すでに発表されている追加日程では、9月26日から10月5日まで10連戦が組まれている。まだ日程に入っていない甲子園でのDeNA戦が6日、神宮でのヤクルト戦が8日に入ることが確実となり、最大で13連戦となる見通し。

◆「晋太郎もこっちは、いつかいつかで待ち焦がれているんでね。ちょっと考えましょう。考えなあかんですね。日曜日をどうするかやな。野手…高山はちょっと(昇格を)考えとるんでね。高山がちょっとそろそろやってもらわんと」
と、金本監督。藤浪が11日からの7連戦中にも、再昇格する可能性が3日、高くなった。また、二軍調整中の高山が今週一軍復帰する可能性が高まった。

◆ある球団幹部によると、
「ドラ1、公表しない」
藤原を本命に、東洋大の最速159キロ右腕・甲斐野央(4年)ら即戦力投手もリストアップ。