ドラ2・高橋遥人、圧巻投球!

2連勝。先発・高橋遥は7回2安打無失点で、初登板初先発初勝利。プロ初登板については、
「すごい楽しかったです」
と話した。許した安打はわずか2で、5奪三振。無四球で二塁を踏ませず、安定感抜群だった。新人の甲子園での初登板先発勝利は、59年の村山実以来の快挙。8回を岩崎、桑原、9回をドリスとつなぎ、必死にリードを守った。単独首位に浮上。

ルーキーが初回を無失点で切り抜けると、ウラの攻撃。一死一塁から、糸井が左中間を破る適時二塁打で先制。リードを奪うと、2回以降はまったく危なげない投球。最速147キロの直球をテンポよく投げ込み、スライダー、カーブ、チェンジアップなどを織り交ぜ、広島打線を手玉に取った。

ボール交換ごとに帽子を取り、野手がアウトを取るごとにぺこりと頭を下げた。初々しさとは対照的に、剛球で広島打線を封じた84球。オープン戦期間中から金本監督が、
「ローテーションでまわれたら、二桁は勝てる」
と話すなど、チームからの期待を一身に背負っていた逸材。評価にたがわぬ圧巻の投球で、最高のデビュー戦勝利を飾った。ヒーロー・インタビューで、
「100点あげてもいいんじゃないかなと思います。思い切り投げて、0点で抑えられたので良かったと思います。(金本監督には)普通にナイスピッチングと言われました」
とはにかんだ。「サンケイスポーツ」によると、その金本監督は、
「僕はいかせたかったんだけど(笑)。(投手コーチに)説得されました(笑い)」
8回への続投に色気が出たのも無理もない。それほどの快投だった。
「多少、腕に疲れが、疲労感があったみたいで。結果的に、代えて良かったのかなと」
今後も大事に育てていく。次回は、いったん登録を抹消し、登板間隔を空ける方向だ。チームの勢いを加速させるような新星の登場だ。

1回に糸井の適時二塁打で、先制。2番・上本が四球で出塁すると、3番・糸井が左中間を破る適時二塁打を放った。
「アウトコース気味のボールにうまくバットを出すことができました。先制することができて良かったです」
と、前日に逆転勝ちした勢いそのままに、幸先よく1点をもぎとった。5回に大山の押し出し四球と、7番・糸原がファウルで粘り、8球目を左前へ運んで2点を追加した。
「チャンスで回ってきたので、追い込まれた後も必死に食らいついていきました。追加点が取れて良かったです。この後も、気を引き締めて頑張ります」
と話した。

○<阪神4-1広島>◇11日◇甲子園


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