剛腕・工藤泰成、うれしいプロ初勝利!

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剛腕・工藤泰成、うれしいプロ初勝利!

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○<阪神3-0ヤクルト>◇12日◇甲子園
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佐藤輝が先制2ラン、大山も2者連発のソロ

■接戦制す。2カード連続の勝ち越しを決めた。単独首位キープ。佐藤輝&大山悠輔が、連発。工藤泰成が、通算45試合目でプロ初勝利。

「今カードの失策を、まずはバットで取り返せたのでは?」
と聞いたが、佐藤輝は首を縦に振らなかった。
「取り返すというかね、やることをやるだけなんでね」

試合が動いたのは7回だった。一死一塁で佐藤輝が3球目高め直球を振り抜き、先制の18号2ラン。好投していたヤクルト吉村からバックスクリーン右に鮮やかなアーチを描いた。
「決めたいなと思いながらいってました。いいバッティングだったと思います」
さらに大山悠輔も球目フォークを左中間への12号ソロで、2者連続アーチ。直前に3者凡退に抑えた最速163キロ右腕、工藤泰成がプロ初勝利となった。

先発の村上頌樹は立ち上がりから制球に苦しみ、毎回のように走者を背負った。2、3、4回は3イニング連続先頭打者の出塁を許すも無失点。
「テンポが悪かったんで、そこは次の課題」
本調子ではなくとも、大崩れしないエースの風格を見せた。村上は6回7安打無失点で勝敗はつかなかった。
「調子がよくない中でも(坂本)誠志郎さんにいろいろと工夫をしてもらいながら、なんとか粘り強く投げることができました」
藤川監督も、インタビューで真っ先にたたえた。
「村上と坂本のバッテリーが、らしさと言うか、粘り強く一つずつ丁寧にピンチを処理していったからこそのゲームになりました。さすがだなと思いました」

7回に2番手で登板した工藤は、わずか12球で三者凡退。育成出身2年目で初お立ち台、
「やっとという感じです」
藤川監督は、グラウンドで記念球を手にした工藤と記念撮影。
「最初はおぼつかなかったところもあったんでしょうけれど。大きな舞台を経験するほど、その一歩目でね。今日は先頭バッターも取れましたし、続けていってほしいなと。まだまだ駆け出しですから」
と、投球を評価しながらさらなる成長に期待。
「でも、おめでたいですね。初勝利ですから。素晴らしいですね」

【藪恵壹 闘球論】(サンスポ)によると、勝ちパターンでの連投という、今まで経験したことのない登板で、いろんなことを感じただろう。ビハインドでの連投とは緊張感など、全く違う。はっきりしているのはMAX163キロを投げた11日から、12日になると158キロ。5キロのマイナスは、明らかに連投の疲れだ。チーム事情で2連投は今後もあるだろうが、その回数をいかに減らせるか。いかに間隔をあけての登板にできるか。経験不足の若い投手の体調ケアが重要になる。

8回は岩崎優、9回はドリスが無失点リレーを完成させ、試合を締めた。

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