総力戦でもぎ取った4連勝!

総力戦でもぎ取った4連勝!

■乱打戦を制して、4連勝。1点を追う6回に木浪の三塁打から好機をつくり、近本の三ゴロの間に同点に追いつく。8回には、途中出場の陽川が本塁打を放ち勝ち越し。
「アサッテモカツバイ!」
守護神・スアレスが盤石の救援で、今季2勝目を挙げた。

一撃必殺のゴリラパンチ。途中出場の陽川が、3号決勝弾でシーソーゲームにピリオドを打った。6-6同点の8回二死。直前の守りから出場していた背番号・55は初球を見送り、2球目の外角低め148キロを振り抜いた。
「今までのホームランのなかで、一番感触がよかった」
自画自賛の当たりは、バックスクリーン右へ一直線。胸を両手でたたく「ゴリラポーズ」で、喜びを表現。



ボーア、3打席連続安打&2適時打の大暴れ。
「これも野球の一つかな」
と、達観したような口ぶり。

2-3で迎えた3回、先頭の梅野が二塁打を放つと、続く糸原の適時中前打で同点に追いついた。サンズが四球を選び、なおも無死一、二塁と勝ち越しの好機。5番・大山の打席で甲子園がどよめいた。なんと大山は初球にバントの構えを見せる。甲子園の虎党からは、「えーっ」という声が、思わず漏れた。

それでも、大山は3球目にしっかり投前に転がし、一死二、三塁と好機拡大。続くボーアが中前打を放ち、4-3と勝ち越しに成功。さらに10年ぶり「7番」・糸井も続き、5-3とリードを広げた。執念を見せた矢野采配が見事にはまり、甲子園は大歓声に包まれた。
「普通に、勝つために選んだ策です」
試合後、指揮官はさらりと振り返った。

◆藤浪は3回1/3を投げ、5安打5失点2四球でマウンドを降りた。1回にいきなり3ランを被弾も、5-3と逆転した直後の4回だった。右前打を浴び、右翼・糸井の後逸もあり、一、三塁。四球を与え、満塁としたところで矢野監督は投手交代を告げた。これで登板3試合連続で5回を持たずに降板。場内に2番手・馬場の名前がコールされた後もうつむき、しばらくマウンドを離れることができなかった。矢野監督は、次回について、
「今すぐちょっと答えは出ないので、考えます」
と、話すにとどめた。



○<阪神7-6広島>◇13日◇甲子園

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