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タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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岡田監督、今季限りで勇退!
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○<DeNA1-3阪神>◇3日◇横浜
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CS前哨戦で快勝 大山&佐藤輝アベック打点
■白星締め。レギュラーシーズンの最終戦でDeNAに快勝した。打線は5回、無死満塁の絶好機で4番の大山悠輔が先制の2点適時打。続く佐藤輝が犠飛を放ってリードを広げた。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでも対戦する相手から白星を挙げた。
投げては先発の大竹耕太郎が5回無失点で11勝目を挙げ、プロ7年目で初の規定投球回に到達。
「自分自身の規定イニングもあったけど、順位争いも関係なく純粋に勝つために投げることができました。序盤は雨の中の投球でしたが、終始落ち着いて投げることができたと思います」
試合を終え、左翼スタンド前には監督、コーチ、ナイン全員が整列して挨拶した。この日、今季限りで2年契約満了により退任することが明らかになった岡田彰布監督には、「岡田監督ありがとう」と、ボードを掲げたり、涙を浮かべながら「岡田コール」を挙げる虎党の姿もあった。少し笑みを浮かべた岡田監督は、手を挙げて応えていた。
阪神・粟井球団社長は3日、横浜スタジアムで会見し、岡田監督の今季限りでの勇退について、「報道は出てますけど、我々は現在戦ってますので、現時点では申し訳ないですけど、コメントすることはございません」と、明言を避け、「しかるべき時期になったら公表したいとおもっています」、と語った。
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後任監督最有力候補の藤川球児
■岡田監督が今季限りで退任することが2日、分かった。2年契約が満了するため去就が注目されていたが、29日に2位が確定。その後、杉山オーナー、粟井球団社長と会談の場を持ち、勇退が決まった。阪神の監督として552勝は歴代最多。後任は、藤川球児球団本部付スペシャルアシスタント(SA)が有力候補に挙がっている。
阪急阪神HDの角和夫会長は、「2年間は岡田監督にやってもらうよう、お願いしていた。次の監督は阪神が決める番」、と語り、任期満了に伴い、監督交代の可能性を示していた。阪急電鉄出身で初のオーナーとなった杉山健博オーナーが年内で球団のオーナー職を退任する方向であることが3日、分かった。阪神電鉄会長の秦雅夫氏(67)が新たなオーナーに就任するとみられる。関係者は、「そうなると思うし(交代は12月より)早まる可能性もある」、と話した。
シーズン終了を待たずしての一報は、阪神らしいといっちゃ阪神らしい。そもそも、「監督交代しかなかった」。舞台裏で主導権争いが繰り広げられていた。〝阪急色〟のある日本一監督の来季への意欲、契約延長よりも阪神球団としては人事権を返還してもらうことこそが、最優先で重要だったのだ。阪神電鉄、球団内には、岡田監督に対するアレルギーがあるといわれている。評論家活動では、古巣を愛するがあまり、ときに痛烈な批判を展開するなど、こうした言動に不快感を示す親会社、球団の関係者がいるのも確かだ。
後任の最有力候補とみられる藤川氏は21年に球団本部付SAに就任し、球団運営などに幅広く携わってきた。球団側は既に水面下で藤川氏と接触しているといい、今後の決断が注目される。球団創設90周年を迎える来季は新体制で覇権奪回を目指すことになる。
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●<阪神0-2DeNA>◇30日◇甲子園
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■甲子園今季最終戦は9回に継投ノーノー阻止も完封負け6回、2番手村上頌樹がDeNA宮崎に先制2ランを浴びた。本塁打性の当たりがファウルとなった直後の“打ち直し弾”で、これが決勝点となった。先発の青柳は3回5安打無失点。
打線は9回先頭の近本光司がチーム初安打を放ち、継投による「ノーヒットノーラン」を阻止。森下翔太も安打で続いたが、ホームが遠く完封負けを喫した。岡田監督は
「やられたと思ったよ。別にええけどなと思ったけど」
と笑った。DeNAに継投ノーノー寸前2安打。希望の光も佐藤蓮と川原がプロ初登板で無失点投球。
◆◆加治屋蓮、岩田将貴、片山雄哉、遠藤成、高浜祐仁の5選手に戦力外
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