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タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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藤川球児新監督、就任!
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ドラフト会議3位以下、全員独立リーグ
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■外れ1位で、NTT西日本の伊原を単独指名に成功。170センチと小柄ながら、スピンの効いた最速149キロの即戦力左腕。最速150キロに迫る直球が魅力的な本格派左腕。
「コントロールは自信がある。それにスピードが加わった。左も右も内をつけるのが強み」
と同時に、会見場で披露されたのは激レアなエメラルドグリーンのグラブだ。
奪三振能力も高く、リリーバー、クローザーとして期待。藤川球児監督は、
「即戦力としてどうしてもほしい選手だった」
1位 伊原 陵人 NTT西日本 投
2位 今朝丸 裕喜 報徳学園高 投(“才木2世”)
3位 木下 里都 KMGホールディングス 投
4位 町田 隼乙 BC埼玉 捕
5位 佐野 大陽 NLB富山 内
育成1位 工藤 泰成 四国IL徳島 投
育成2位 嶋村 麟士朗 四国IL高知 捕
育成3位 早川 太貴 くふうハヤテ 投
育成4位 川崎 俊哲 NLB石川 内
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藤川新監督の背番号は、「22」に決定
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コーチ陣の弱体化は避けられない。
■来季組閣発表。藤本総合コーチ就任。人選が難航したヘッドコーチは設けずに、藤本敦士総合コーチ(47)を置き、一、二軍とも投打でチーフ制を敷いた。投打でチーフ制に 平田勝男二軍監督(65)は、3年ぶり4度目の就任。和田二軍監督は、一・二軍巡回コーディネーターに。
新入団の小谷野栄一一軍打撃チーフコーチ(44)、梵英心二軍打撃コーチ(44)、再入団の金村暁一軍投手コーチ(48)、新任の片山大樹一軍ブルペンコーチ兼ブルペンキャッチャー(49)、俊介二軍野手コーチ(37)が入閣。
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岡田監督退任ありきで始まった、どたばた劇
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「何度同じ失敗を繰り返せば気が済むのか」
■藤川球児新監督(44)が15日、大阪市内のホテルで就任会見に臨んだ。チームを率いることを「運命」と表現し、岡田彰布前監督(66)から直接激励されたことを明かした。背番号は現役時代と同じ「22」。年俸8000万円(推定)で3年契約とみられる。「当然、勝ちにいきます」、と宣言した第36代監督のもと、新生タイガースがV奪回へ動き出す。生え抜き投手の監督就任は1989年シーズンで指揮を執った村山実氏以来だ。
ファン不在、「お家騒動」。クライマックスシリーズ(CS)の前に岡田監督の退任が明らかになり、案の定、CSはあっさり敗退。球団としての情報管理の甘さは相変わらずだ。
後味悪い結末。岡田監督、異例の“終戦” 、とても円満退任のようには見えなかった。レギュラーシーズンでV逸が決まった直後に岡田監督の退任が決定。球団はその大功労者に続投要請をすることなく、任期満了での契約終了を通達。事実上の「解任」といっていい。退任が決まったことで張り詰めていた糸が切れたのか、体調を崩し、CS直前に風邪で練習を欠席。咳き込みがひどく、眠れない状態が続いたという。案の定、CSで完敗した。
そして、大きな波紋を呼んだのが、岡田監督による退任会見の中止だ。阪神では、シーズン終了翌日をめどに、監督がオーナー報告と会見を行うのが通例だ。粟井球団社長は会見中止に関して、岡田監督の体調不良を理由に挙げていたが、そもそもオーナー報告、会見ができないほど体調が悪ければ、CSで指揮を執り、試合後に取材対応ができたのかどうか。球団社長の説明を信じる関係者は皆無だ。ドタバタ感は否めないし、歯切れの悪い口調だった。
「フロントは、岡田監督に会見してほしくなかったのではないか」
と、こう続ける。
「今年、監督の人事権が阪急側から阪神側の手に戻った。阪神側からすれば、2年前に阪急側が指名した岡田監督の退任は既定路線でした。退任ありきのフロントの姿勢に、続投意欲もあった岡田監督が不信感を抱いたとしても不思議ではない。フロントが岡田監督の健康面を配慮したのは確かでしょうけど、ただでさえ歯に衣着せぬ発言をするだけに、退任会見でアレコレ耳が痛いことを言う可能性もある。直後に藤川新監督の船出も控えていますからね。球団は岡田監督に対し、フロント入りすることを交換条件に、会見自粛を申し入れたのではないか」
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