ボーア、覚醒!

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○<練習試合:阪神6-0広島>◇4日◇甲子園

■3発目は、火の玉アーチ。ボーアが、弾丸ライナーで3試合連続本塁打を放った。3回に内角高め147キロ直球をとらえ、追加点となる2ランを右翼ポールにぶち当てた。
「感覚良くなっている」
ボールをとらえたのは、バットの根元寄り。詰まった当たりだったが、打球は強烈な音を残して、右翼ポールへと弾丸ライナーで突き刺さった。2日の来日1号から完全に目覚め、「かめはめ波」のパフォーマンスも披露。主砲が驚異の破壊力を見せ、広島に同一カード3連勝を飾った。

秋山が、5回4安打無失点と好投し、開幕ローテ入りに前進した。最速は139キロ。それでも詰まったゴロ打球が6個、力で押し込んだ飛球が5個。効果的だったのは矢野監督も絶賛した110キロ台のカーブだ。初回、フルカウントから鈴木を、同球で見逃し三振に斬る。矢野監督も、
「中身があった。こういう投球ができるのは、秋山の幅になる」
と、絶賛だ。



◆ボーアに負けじと、マルテと、サンズも痛烈な打球を放った。3回。先頭の3番・マルテは三塁線寄りの強烈な打球で左前打。続くボーアの2ランの直後には、5番・サンズが左翼線に安打を決めた。助っ人野手3人の対外試合そろい踏み安打。

◆高山、激走。8回一死走者なし。初球をとらえて右翼線に運ぶと、敵失につけこんで本塁まで駆け抜けた。記録は三塁打だが、
「打った瞬間から三塁までは狙おうと思っていました」
と話した。2回も、四球が先制の起点になった。前日3日まで二軍戦に出場。「この2日間、二軍での試合だったので、すごく悔しかった。今日、爆発させたい思いがあった」
福留、糸井が休養日だったこの日、ようやくチャンスが巡ってきていた。

○<練習試合:阪神10-3広島>◇3日◇甲子園

■ボーアが、2試合連続となる特大アーチを放った。2戦連続の決勝アーチだ。バックスクリーン左に突き刺す特大弾に、右越え安打と実戦で初のマルチ安打もマーク。打線は4番の一発に触発されて6回に一挙7得点を挙げ、対外試合は連勝発進。矢野監督も、
「ムードが変わる。価値がある」
と、絶賛。

◆無念の再スタート。藤浪、右胸の張りで途中降板。
「もう1人行かせてください」
77日ぶり登板も、弱り目にたたり目。二軍のソフトバンクとの練習試合(鳴尾浜)に登板も、2回0/3を4安打3失点。投球で再出発の決意を示したかった藤浪だが、活動再開後初の実戦登板で右胸の張りを訴え、途中降板。
 → 右胸の軽度の筋挫傷と診断されたことが5日、分かった。現在痛みはほぼない状態。
「大したことない」

○<練習試合:阪神3-2広島>◇2日◇甲子園

■ボーア、目覚めた。新助っ人・ボーアが待望の来日1号を放った。「4番・一塁」で先発し、4回無死一塁の第2打席。内角高め直球を強振。ようやく舞い上がった打球はライナーで無観客の右翼席に飛び込んだ。
「まだシーズン前だけれども、日本で初めて打てたホームランだから素直にうれしいね」
来日後、対外試合16試合目、41打席目での初アーチとなった。3月のオープン戦は8試合で打率・200と不発。しかも先月31日の紅白戦まで安打がすべて単打と、長距離砲の期待を裏切ってきた。
「そのまま開幕してたら、調整は間に合っていなかったと思う」(球団関係者)。
それでも矢野監督が先日、
「いま打って(開幕後)打てへんよりええんちゃう。あまり気にしていない」と、かばったのには理由がある。マーリンズで同僚だったイチローを師と仰ぐ男らしく、不調でも決して地道な準備の手を抜かないからだ。この日の大アーチに、
「いい1本になるんじゃないか」
と、大きくうなずいた。

一方、先発の青柳は、4回を投げて2安打無失点。4奪三振と好投し、
「全体的にやりたいことはできたので、すごく良かったと思いますけど、死球の後の四球はもったいなかったです」
と振り返った。

■西が1日、19日の開幕戦の相手が巨人に決まったことを受け、
「相手チームは関係ないと思っていますし、いかに自分が良い状態で登板できるかに集中することが大事なので」
と、球団広報を通じてコメントした。今季開幕から、無観客とはいえ5カード連続を敵地で戦い、甲子園での本拠地開幕は7月7日の巨人戦。いきなり試練のロードとなった。1日、日本野球機構(NPB)が、今季の公式戦日程の一部を発表。

阪神は19日からの開幕カードである敵地東京ドームでの巨人3連戦を筆頭に、23日から神宮でヤクルト3連戦。さらに26日から横浜でDeNA3連戦、30日からナゴヤドームで中日3連戦。そして5カード目は7月3日からマツダスタジアムで広島3連戦となっている。

谷本球団副社長兼本部長が1日、代表者による電話取材に応じ、新型コロナウイルスの感染予防について言及した。開幕から5カード連続でビジターにより、遠征中も厳戒態勢を敷く方針を示した。
「ホテルに缶詰め状態になります。ストレスは試合で発散してほしい」
外食は禁止。徒歩圏内のコンビニエンスストアなどでの買い物以外、外出は禁止する。移動も細心の注意を払う。駅から宿泊先まで主にタクシーを利用していたが、
「密をつくらない程度にまとまってバスで移動するとか」
と説明。新幹線の乗車方法の工夫を検討し、スタッフは必要最小限。
「不要不急の帯同者は減らす方向」
と明かした。



■<阪神紅白戦:紅組4-2白組>◇31日◇甲子園

ドラ6位・小川が自己最速152キロを計測するなど、1回無失点。度胸あふれるマウンドさばきを披露。まだ一軍デビューもしていないルーキー、しかも最下位6位指名だからなおさら驚く。
「スピードがすべてではないですが、160キロを目指してやっていけば自ずとスピードも上がっていくと思う」
矢野監督も、
「勝ちパターンに入ってきてもおかしくないような投球をしてくれている。小川が一番、目立っていましたね」
と、絶賛した。開幕一軍どころか、セットアッパー起用の可能性も出てきた。

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