“アレ”へのマジック「25」!

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   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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“アレ”へのマジック「25」!

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○<阪神4-3中日>◇22日◇京セラドーム大阪
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大山、サヨナラ打

■劇的なサヨナラ勝ちで3連勝。4番・大山が左前にサヨナラ打を放ち、4時間25分の激闘に終止符を打った。今季の京セラドーム大阪では、7戦全勝。

延長10回、二死から近本が中前打で出塁。中野、森下が連続で四球を選び、
「最後も四球、四球やで、2番、3番の」
と、この試合9四球を選び、岡田監督はニヤリ。満塁の絶好のチャンスで、4番に打席がまわってきた。カウント2-1からの4球目、甘い139キロを完璧に捉え、打球は弾丸ライナーで三遊間を突破した。

歓喜のウオーターシャワーを浴びせられた。ユニホームが水でビタビタのまま、お立ち台に上がった。通算6度目のサヨナラ打。チームとしては今季8度目のサヨナラ勝利だ。
「めちゃくちゃ気持ちいいです」
冷静に勝利の味をかみしめた。
「そこまでピッチャー陣が必死に抑えてくれましたし、前のバッターが必死につないでくれたので、『ここは決めるべきだ』と思って打席に入りました」

「この回ゼロで抑えたら、次の回点を取ってくれるだろう」
無失点で切り抜けた魂の15球。見事な火消しで、自己最多タイ4勝目をつかんだ。同点の延長10回一死一、二塁から登板。宇佐見を空振り三振に抑えたが、木下を3ボールから申告敬遠で塁上の走者が埋まった。続く溝脇には2ボールとなり、ここでマウンドに来た捕手の坂本から声をかけられた。
「任せます。信用します」
坂本の言葉を聞き、島本は開き直った。
「とにかくストライクゾーンに全力で投げる」
カウント2-2と立て直し、最後はフォークで三ゴロ、
「0に抑えれば負けはないと思った。抑えられて良かった」

西勇の49日ぶりの一軍登板は、6回途中7安打3失点(自責点2)で降板となった。白星で飾ることはできなかったが、岡田監督は、
「西も、まあまあよかったからね」
と、及第点を与えた。先発・西勇の後を受けた桐敷-石井-岩崎-加治屋-島本が懸命に無失点リレーをつないだ。9回から登板し、22試合連続無失点となった岩崎も、
「(勝利は)大きかったと思います」

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