“アレ”へのマジック「13」!

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   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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“アレ”へのマジック「13」!

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○<中日0-1阪神>◇6日◇バンテリンドーム
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才木、復帰星で自己最多7勝

■“スミ1”で、完封勝ち。競り勝って、5連勝。貯金は今季最多を更新する「30」となった。1―0勝利は、「守りの野球」を掲げる岡田監督の理想でもある。バンテリンドームでは2017年以来、6年ぶりにシーズン勝ち越しが決定した。

「えぇ? もうお前、今日はお前、(安打)何本打ったんや。11本? もうな、どっかで1本で取ったら。楽にいけたのにな。バントは失敗するし、走塁ミスやるし(笑い)こんなゲームになるわな」

1回に先手を取った。近本が2試合連続でベンチを外れた。代わって「1番・中堅」に入った小野寺暖が、中日・小笠原から中前打で出塁。続く中野拓夢の犠打で得点圏に進むと、「3番・右翼」、森下翔太の左前打で先制のホームを踏んだ。球団新人初のシーズン3度目1-0決勝打、
「3番に入った時点で、チャンスでまわってくると思ってた」

藤本三塁コーチ、ファインプレー。藤本コーチは二塁走者の小野寺が三塁に進んで来るのを視界に入れながら、左翼・大島が捕球するタイミングと捕球体勢、あらかじめ頭にインプットされている肩の強さを瞬時にジャッジ。大島が打球をグラブに入れた瞬間、小野寺は三塁を回る手前だったが、藤本コーチは迷わず腕をグルグルとまわした。

初回一死二塁での左前打。次打者は4番の大山。無理する場面ではないように思われたが、小野寺もスピードを落とすことなく三塁を蹴り、本塁へヘッドスライディング。タッチをかいくぐるように少し逃げながら、左手で本塁ベースにタッチして先制点を奪った。森下は、
「これまでの対戦で良いイメージがありましたし、その中で配球も考えながらしっかり捉えることができて良かったです。暖さん(小野寺)もよく走ってくれました」
と、先輩の激走をたたえた。最後までこのリードを死守。先制すると強い阪神は、今季先制試合は53勝14敗3分けとなった。

約1カ月ぶりの一軍登板となった先発・才木は、6回4安打無失点と好投。自己最多の7勝目を手にした。ヒーローインタビューで、
「久々だったので思い切っていきました。誠志郎さん(坂本)がうまくリードしてくれましたし、野手の皆さんもよく守ってくれました」
と、バックの援護に感謝した。岡田監督によると、
「あんまり、よくなかったなあ。何かちょっとおかしかったよな。よう、あそこまでゼロで行った方やろうな」
中継ぎも、よく踏ん張った。石井、島本、桐敷、守護神・岩崎と無失点リレーでホームを踏ませなかった。
「しっかりじゃないですけど、ゼロに抑えられてよかった」

※佐藤輝が、今季28度目のマルチ安打を決めた。4回と6回に中前打。
「よかったです」

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