サトテル、自身初開幕戦本塁打!

┌ \ ☆ 鼓動を鳴らせ。虎道を進め ☆/ ┐

┃タ┃イ┃ガ┃ー┃ス┃、┃新┃時┃代┃ヘ┃

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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サトテル、自身初開幕戦本塁打!

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○<広島0-4阪神>◇28日◇マツダスタジアム
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新たな並びになったクリーンアップが3人とも得点に絡んだ。

■村上熱投、サトテル弾で白星発進。佐藤輝が、25年シーズン12球団最速のアーチとなる右越え2ランを放った。初回一死一塁。プレーボールから数分後での一発だった。カウント1-1から森下の真ん中付近に甘く入ったチェンジアップを強振。最後は右手一本ですくい、フェンスオーバーを確信した。
「うまく反応できた。一番いい形で、いい結果になって良かった」
バットを高々と掲げて、ゆっくり走り出す。三塁を回ると、右手を天へ。森下とはジャンプしながら、肘タッチした。ベンチ前では両手を天へ。これ以上ない、最高の滑り出しとなった。

近本光司、たのもし3安打。「淡路島コンビ」で勝利引き寄せ、
「なんとか出塁しようと」
8回には大山悠輔、前川右京の連続適時打でダメ押しに成功した。先頭の近本が二塁打で出塁すると、二死から森下が四球を選び、一、二塁で大山が打席へ。粘って7球目をしぶとく中前にはじき返し、近本が生還した。
「あそこで何とか1点取るのが仕事。役割は分かっている」
さらに前川も続く。クリーンアップの後を打つ6番・前川も今季初安打となる適時打を放った。
「それまで全然ダメだった。割り切って真っすぐのタイミングでいこうと。打ったのは多分スライダーだったんですが、ヒットになってよかった」
2球目を捉えて一塁左を鋭く破る右前適時打で、この回2点目。互いに今季初安打で適時打を記録し、持ち前の勝負強さを見せつけた。

投げては、開幕投手の村上頌樹が圧巻の投球。
「初戦で勝ちたいと思ってた。自分としてもチームとしても、いいスタートになった」
2回に三者三振を奪うなど快調に飛ばした。3回には一死三塁のピンチを背負うが、内野ゴロと三振で抑えて無失点。完封をかけて9回のマウンドにも上がったが、一死一、三塁でモンテロを二飛に打ち取ったところで、藤川監督がベンチから出て交代となった。村上は、自己最多の135球で9回4安打と力投。
「最後まで投げ切りたかったんで、そこはまだ詰めが甘いってことなんで、そこは来週以降しっかり果たせるようにやっていきたい」
バッテリーを組んだ坂本との呼吸も合っていた。最後は岩崎優が秋山を三振に仕留め、藤川監督に初勝利をプレゼントした。

「非常にホッとしていますね。すごくいいゲームができた」
と、藤川監督。交代の決断には迷いがなかったとし、
「やっぱり開幕戦ですから、最後の1アウト、2アウトっていうのがすごい難しいので、そういう部分でよくあそこまでね。130球を越える、ちょっと心配ですけど、最後までボールが上づることがなかったんでね。本人の表情も良かったし」
手にしていたウイニングボールも、
「これが終わったら、ちゃんと村上投手に返します(笑)。家に、1球もないんで」
村上の終盤続投、藤川色か。

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