“アレ”へのマジック「5」!

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   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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“アレ”へのマジック「5」!

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○<阪神5-1広島>◇10日◇甲子園
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伊藤将、10勝目

■怒涛の8連勝。糸原が、値千金の勝ち越し打を放った。伊藤将が、8回3安打9奪三振1失点の好投。2年ぶり2桁勝利。7回まで阪神2安打、広島3安打で1―1と、伊藤将と九里による白熱した投手戦が展開された。貯金は05年以来で岡田政権最多タイの33。今季の広島戦勝ち越し、セ・リーグ全球団勝ち越しも決めた。岡田監督も、
「おーん。片手なったですね(笑)」
と、笑みを浮かべ、いよいよ「ARE」は目前となった。

糸原健斗、勝ち越し打。
「もう、無心でした」
同点の8回二死満塁、島田に代わって代打で登場。広島・九里から中前へ2点適時打を決め、甲子園はお祭り騒ぎとなった。一塁ベース上で、激しくガッツポーズを繰り出した。
「(伊藤)マサシが頑張っていたので、この回で決めるという思いで打ちました。こういう日のために、毎日ずっと準備している。今日は本当、最高です」

伊藤将が、志願の続投で10勝目をつかんだ。7回の攻撃前、ベンチ裏で、
「まだ投げたいです」
と、直訴され、岡田監督は、
「ほんなら、お前もう勝負つけろいうて。自分で決めてこい言うた、おーん」
と、直接気合を注入した。
同点の7回一死満塁の場面で、代打を送らず、そのまま打席へ。併殺打に倒れたが8回をゼロに抑え、その裏の勝ち越し劇につなげた。岡田監督は、
「ホンマやったら、代打やけど」
と、代打を送る準備を進めていた。だが、伊藤将からの思いを汲んだ。打席に送り出し併殺打となったが、切り替えて8回表を無失点で切り抜けた。

するとその裏、代打・糸原の2点打で勝ち越しに成功。さらに木浪もダメ押し打を放って援護してくれた。伊藤将は、お立ち台で、
「さすがです」
と、糸原をたたえ、
「最高です」
と、誇らしげにスタンドを見渡した村上、大竹に続き、3日連続で10勝を達成。10勝トリオの無四球揃い踏み。
「伊藤が『一番、プレッシャーかかってました』っていっとったわ。(試合)。終わってから」
と、岡田監督。

※森下、殊勲の同点適時打&プロ初の申告敬遠。
「申告敬遠とか、勝負しづらいバッターになりたいですね」

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