坂本、ラッキーボーイの予感!

┌ \ ☆ 日本一は、本当のアレ! ☆/ ┐

   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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坂本、ラッキーボーイの予感!

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○<セ・CSファイナルステージ:阪神4-2広島>◇第3戦◇20日◇甲子園
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さあ、日本一へ

■破竹の3連勝で、日本シリーズ進出を決めた。3試合連続の逆転勝利で、チャンピオン・チームの底力を見せつけた。この3試合は接戦続き。岡田監督は、
「紙一重やと思う。守り勝ちかな」
坂本が勝ち越し打。4回に続く適時打に、ラッキーボーイの予感。阪神の日本シリーズ進出は、9年ぶり7度目。

1点先制を許した4回、ノイジー、坂本の適時打で逆転に成功。5回にも1点を失って追いつかれたが、6回に坂本がこの日2本目の適時打を放って再び勝ち越し。
「打つ方で迷惑かけてたので、貢献したい気持ちが出ちゃいました」
7回にも森下の押し出しで加点した。岡田監督は、
「18日からの3試合なんですけど、超満員の、9割以上の阪神ファンにスタンド埋めてもらって。選手もシーズンよりもっとすごい声援で震えながら投げてたみたいですけど。ありがとうございました」
と、ファンに感謝し、
「苦しいゲーム続いたんですけど、優勝チームとして負けられないという気持ちがあった。僅差のゲームを勝ち切れた」
と語った。

岡田監督の継投策がさえ渡った。先発の大竹を5回まで我慢すると、6回からは自慢のリリーフ陣を惜しみなく投入。2点リードで迎えた8回には岩貞、石井、島本と一気に3人をつぎ込んだ。先発・大竹は5回で105球を要しながらも7安打2失点と粘りの投球。6回から登板した2番手・桐敷が2回を無安打投球で流れを引き寄せ、味方の勝ち越しを呼び込んだ。最後は守護神・岩崎がリードを守り切った。
「ランナー出すけど打たれないんですよ。出すけど点は与えない。最後はちょっとドキドキしましたけど、岩崎なんで。やってくれましたね」
と、笑った岡田監督。坂本の2打点には、
「あんまり打つの期待してないんですけど、ああいう選手が打つと勝ちますよね」

先発の大竹耕太郎は5回7安打2失点。リードを守ることはできなかったが、勝ち越しは許さない粘りの投球をみせた。
「力が入ってしまったと思う」

※ファインプレー3連発でスコアボードにゼロをともし、甲子園は興奮のるつぼと化した。シェルドン・ノイジー外野手が驚異の爆肩で左翼線へ安打を放った広島・上本の二塁進塁を阻止。さらに中野&森下もファインプレーを見せ、鉄壁の守備力を見せた。

☆ 岡田彰布監督は優勝監督インタビューで、ファイナルSのMVPを問われ、
「打はやっぱり木浪ですよね。投は誰だろ?投は全員ですけど、一番大事なとこで2イニング投げてくれた桐敷に」と語った。3試合で10打数5安打の打率・500をマークした。その後のセレモニーでは連盟から木浪がMVPに選出され、賞金100万円を手にした。MVPのインタビューでは、
「ファンの方の声援もあって3連勝できて良かったです。本当になれると思ってなかったので良かったです」
と、笑みを浮かべた。

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