佐藤輝、プロ初の4安打!

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佐藤輝、プロ初の4安打!

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○<広島3-9阪神>◇16日◇マツダスタジアム
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大竹が、11勝目。

■16安打9得点で2位・広島を蹴散らし、優勝決定後初勝利。大竹が5回3安打無失点とコイキラーぶりを発揮し、11勝目を挙げた。
「状態は良くなかったです。でも、だからダメというわけではなく、それを受け入れて(坂本)誠志郎さんと組み立ていこうという考えでした」
11勝2敗。公式戦ではあと2試合登板するチャンスがあり、13勝となると勝率8割6分7厘と1位を狙える位置にいる。

岡田監督は、当初の方針を変更。タイトル獲得の可能性があるため、出場選手登録の抹消を取りやめることを明かした。
「抹消しようと思ってたんやけど、あと2回投げられるからなあ。だから抹消せんと、相手次第やけど、チャンスがあれば、投げさしたらええと思う」

5番・佐藤輝がプロ初の4安打でけん引。初回の先制2点適時打を含む3打点を挙げた。苦手としていた広島はCSで対戦の可能性もあるが、2試合連続複数タイムリーで心配なし。岡田監督も、
「好き嫌いというたらおかしいけど、ずっと試合に出るんだったら、そういうのはつくったらあかんわな得意、不得意というかな」

今季ワースト1試合4失策。内野手全員が失策記録の珍事。ブルワーが足を引っ張られて3失点。
「守備の方も、グラウンドも難しい中で、大変だと思うけどみんなでプレーに集中して。楽しみにして見にきてくれる人がいるんで、しっかりやりたいなと思います」
そう言ったのは実質、主将とも言うべき坂本誠志郎だ。中野拓夢、熱血46度目マルチ。
「試合に出続けることが大事」
アクシデントにも負けず、フルイニング出場継続。ゴロがイレギュラーし、あご付近を直撃。そんな中でも2安打を放ち、最多安打争い。また内野手全員失策については、岡田監督も、
「ごっつ跳ねとったよなあ」
と、グラウンド状態の悪さを指摘していた。

ノイジーが、初の2打席連続本塁打で5打点を挙げた。岡田監督も、
「どうしたんやろな。なんか、期するモノがあるんかな。おーん、ビックリしたわ、俺は」
ヒーローインタビューでノイジーは、
「攻撃陣が1から9番までしっかりつないで、大竹投手も頑張ってくれた。勝てて嬉しいです」
と誇らしげ。
「1、2打席目に自分の仕事ができなかった。取り返すチャンスを得られて良かったです」
と、好機で凡退した悔しさを2打席連発に変えた。最後は、チームの合言葉となっている「バモス!」と叫んだ。

※『実戦感覚をキープしたまま、ポストシーズンに向かいたい』。岡田監督は、
「終わってからもまたあるからなあ。(CSファイナルS初戦は)18日やろ?2週間以上あるから。みんなにフェニックス(リーグ)とか、いろんなあれで、上手いこと実戦できるようにな。そうじゃないと、あんまり長すぎてもなあ」と、言及。実戦から離れる不安要素を口にした。

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●<広島6-5阪神>◇15日◇マツダスタジアム
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■「二日酔い打線」。競り負けて、連勝記録が「11」で止まった。岡田は広島に移動し、球場での練習を眺めながら「それにしても」と感心していた。
「昔と違って二日酔いの選手なんておらんよ。普通にやっとる」

今季初のブルペンデーとして戦い、先発では及川を起用。2-0の3回からはドラフト2位・門別啓人がプロ初登板。3回6安打3失点で降板した。
自分で思っているよりも早く一軍の舞台で投げられた。結果はどうであれ、すごくいい経験になったので、明日から練習頑張ります」
岡田監督は、
「勝ち投手いったなあと思うたんよ」
逆転負けで、初登板初勝利が消えた。その後5-5の同点の8回に4番手・加治屋が代打松山の中前適時打を浴び、決勝点となった。「きょうは中継ぎの見極め」と、一軍当落線上の及川、加治屋、浜地を起用した。浜地は、
「あんまりよくないな。抹消すると思う」
と、二軍降格を示唆。

1点を追う9回一死一、三塁で一塁走者の大山が盗塁死。通常なら痛恨の場面を指揮官は「これは大収穫やな」と不敵な笑みで振り返った。
「試してみたんや。一、三塁でどこ投げるかな」
盗塁を狙う選手ではない大山の“謎”の憤死は広島の戦術を見極めるためだった。三塁走者が、かえれば同点。捕手は重盗を警戒して二塁送球を自重するのか、アウトを奪いにくるのか。

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