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タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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佐藤輝の打棒が火を噴いた!
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○＜広島5－6阪神＞◇1日◇マツダスタジアム
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「このままじゃ足をすくわれますよ」
■逆転勝利で飾り、連敗を3でストップした。佐藤輝、４打点の活躍で連敗ストップ。岩崎優、35Ｓ初タイトル確定 。岡留英貴、プロ初勝利。岡田監督は、
「まあ、なあ、やっぱり14試合いうのは多いよな（優勝）決まってからな、なかなかモチベーションは無理やからな。こっちもそんなにハッパかけられへんよ、はっきり言うてな」
「しっかり自分のスイングができた」
5番の佐藤輝の打棒が火を噴いた。岡田監督は、
「おーん、なあ。打ちそうな感じやったけどな」
3回一死満塁からは広島・大瀬良の内角変化球を中前に運び先制点を奪取。直後に逆転を許したが、4回に近本の適時打で同点に追いつき、迎えた5回。無死一、二塁から3番手・床田の内角ツーシームを引っ張り、右翼スタンドへ。自己最多まであと1本に迫る勝ち越しの23号3ランで、自身初となる90打点に乗せた。
森下翔太、復調気配。スタメン復帰戦で、二塁強襲の内野安打でチャンスメーク。
「戻ったんちゃう。ちょっとは」
2試合連続安打。
7人リレー〟投手陣はブルペンデーでのぞみ、新人の18年以来5年ぶりに先発した馬場は、3回2失点で降板。
「自分の投球ができたのでよかった。状態もいいので、全然問題ないかなと思います」
岡留、及川、ブルワー、島本、桐敷とつなぎ、9回は守護神・岩崎優が締めて9試合連続セーブの35セーブ目。
「チームのおかげです」
自身初タイトルとなるセーブ王が確定した。また、2年目の岡留英貴がプロ初勝利を挙げた。
※ 「達川効果か？」広島ＯＢで野球評論家の達川光男氏に感謝、
「早い段階で優勝を決めたチームは難しい」
と、優勝決定後の阪神の戦いぶりを評した後、
「このままじゃ足をすくわれますよ」
と警告していた。
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●＜広島2－1阪神＞◇9月30日◇マツダスタジアム
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■秘蔵っ子の快投。高卒ルーキーが、大器の片りんをのぞかせた。ドラフト2位・左腕の門別啓人がプロ初先発で、5回7安打無四球無失点と堂々の投球を披露した。プロ初勝利は逃したが、今後の期待が膨らむ内容。
「無失点で終われてよかったです。もっと真っすぐを磨いていけば、もっともっといいピッチングができると思う。今日はすごく自信につながりました」
何本ヒットを打たれようが、動じない。プロ初先発のルーキー・門別は自信のある直球をミット目がけて投げ込んだ。再三のピンチを背負っても強心臓で切り抜け、鯉打線を零封した。
「全く緊張しないで最初から投げられた。初登板のときはすごい緊張したけど、（今回は）自分のペースで投げられた」
岡田監督も、
「よかったよなあ」
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●＜DeNA5－3阪神＞◇29日◇横浜
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■競り負け、同カード5連敗でレギュラーシーズンでの対戦を終えた。大山悠輔、3戦連発特大18号。先発の青柳が4回で110球、7四死球、4失点と大乱調だった。岡田監督は、
「4回で100球やもんなあ。びっくりするわ。もう自滅やんか」
森下、悔し泣き。5回無死満塁三振…3の0、途中交代。岡田監督、
「お客さんに見せられへんよ。あんな姿」
残り3試合欠場示唆。5回の守りからベンチに退きベンチで涙を見せた。佐藤輝が、今季4度目の猛打賞と存在感を示した。ベンチでは涙を流した後輩・森下に声をかけていたが、
「トップシークレットですね」
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●＜阪神2－7中日＞◇27日◇甲子園
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岡田監督がファンに感謝の言葉、
「超満員の応援が、力になりました」
■本拠地最終戦は中日に完敗…富田連2度目先発も5回5失点降板。2番手の西純矢も7回に2失点。
大山悠輔、2戦連続の17号2ランが生まれた。3点を追う4回位置死一塁。カウント3－1から、先発メヒアの149キロ直球を左中間席にたたきこんだ。
「バッティングカウントでしたし、自分の形でしっかり振り切ることができたと思います」
※近本光司またも死球…甲子園どよめき。左太ももに今季11個目、自力で歩き一塁へ。
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