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    タイガース、新時代へ

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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ついに4番・大山、目覚めた!

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○<阪神7-0中日>◇19日◇甲子園
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大山悠輔、75打席目で待望今季初アーチ

■打線が爆発。ついに虎の4番も目覚めた。1分はさむ4連勝で今季初めて「貯金1」とした。
「もう今年初めてですね、こんなゲーム」
と、岡田監督は白い歯をこぼした。先発の青柳晃洋が、今季最多109球と球数をかけながらも丁寧に投球。6回6安打無失点の投球。

打線が2試合連続の2桁安打をマークし、今季最多タイの7得点。4番・大山にも待望の今季初アーチが飛び出した。
「昨日(18日)、(安打が)2ケタいったんで、吹っ切れたいうのは…ひとりひとりがヒットが出れば、つながり出て来ると思うんですけど、今日はホームランあり、つなぎもありで、ホント、いい攻撃だったと思います」
と、岡田監督のテレビインタビュー。

今季も満塁男、木浪聖也。2回、先頭大山と佐藤輝の連打、ノイジーが四球を選んでつないだ一死満塁の好機。8番木・浪聖也が、中日メヒアの直球をとらえて先制の右前適時打を放つと、
「いい形でつながって作ったチャンスでしたし、その流れに乗って自分も積極的にスイングしました。先に点が欲しいと思っていたので、打ててよかったです」
続く青柳が右犠飛をきっちり決め、2点を入れた。 

2-0の3回一死では森下翔太が4号ソロを放ち、「3点目の壁」を打破。
「ベンチでおー3点目入った言うてた」
と、岡田監督。10試合続いていた2得点以下の更新をストップ。
「次の1点をどう取るかを明日以降の試合も続けていけば、タイガースらしい野球になってくるかなと思います」 

「いやもう、出ますよ、いずれ出ますよ。それがちょっと遅かっただけで」
と、岡田監督。5回には大山悠輔が開幕から75打席目でバックスクリーン左に今季初アーチを決めた。甲子園に集まった阪神ファンも割れんばかりの歓声で主砲の1号に応えた。
「ここまでチームのみんなに助けてもらってきたので、ここからもっとチームの力になれるように頑張ります」
大山が復調すれば、打線全体が自然に「線」になる。

投げては、先発の青柳晃洋が安打を浴びながらも決定打は許さず。100キロ台のスローカーブも投じるなどピッチングに余裕を感じさせた。6回6安打無失点で今季初勝利。球数109球の熱投。ヒーローインタビューでは、
「やっと勝てました」
と笑った。開幕投手を務めて4試合目で1勝目を手にした。
「勝てるっていうか、別に悪い投球じゃなかったんですけどね、打線との兼ね合いで…。今日は序盤で点取ったんで、結構楽に。球数多かったんで、あの回で代えましたけどね。点数もあったし、はい」
と、岡田監督。

9回には甲子園初登板の門別啓人、
「甲子園ということで、ちょっと緊張しました」
それでも直球を低めに集め、最速は149キロを記録。
「バラつきはあったけど、しっかり低めには投げられた」
と、手応えを口にした。

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