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    タイガース、新時代へ

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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5番・大山の2点適時二塁打!

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○<巨人0-2阪神>◇15日◇東京ドーム
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ビーズリー、6回零封で4勝目

■完封勝ちを収め、ゲーム差を0・5に縮めた。頼もしい「Gキラー」の誕生だ。先発のジェレミー・ビーズリーが、また巨人戦で好投した。6回5安打無失点。6月8日以来となる4勝目に、
「いつも通りゾーン内に投げきることができたよ」
持てる力を発揮し、この日も8奪三振。曲がりの大きなスラーブ、鋭く変化するカットボールに加え、試合途中でフォークの割合も増やし、的を絞らせなかった。
「今日は良いフォークボールを持っていたからね」
7回から石井大智、桐敷拓馬、ハビー・ゲラの3投手の無安打継投で、15度目の完封勝ちを収めた。

「今の打線の調子からいったら2点も取ったやん、すごいやん」
近本光司が20打席ぶりの安打から、先制のホームを踏んだ。4回に先頭で赤星から中前打。一死二塁では、野口の三ゴロで三塁に進む隙のない走塁を見せ、二死一、三塁で5番・大山悠輔が、巨人赤星のスライダーを捉えて左翼へ決勝の2点適時二塁打を放った。ヒーローインタビューでは、
「もう本当に先制点が欲しかったですし、ビーズリーが頑張って投げてくれてたので、なんとか1点取ろうと思って打席に入りました」
「4番・サード」の激走生還。一塁走者・佐藤輝は足から滑りこみ、本塁を陥れた。長駆生還で貴重な2点目を刻んだのだ。二死とはいえリード、第2リード、スタート、そして俊足に力走がなければ生還は無理だった。
「あの2点目が大きかった」
と、試合後、監督・岡田彰布がさらりとたたえていた。

石井大智、今季初3連投。桐敷拓馬が回またぎのマウンドで、1回1/3を無安打無失点、3三振と完璧に抑えた。2点リードの7回二死一塁で、石井の後を受けてマウンドへ。今季ここまで39試合に登板し、防御率1・96。イニング途中からは10度目、回またぎは3度目とシチュエーションを問わない働きを見せる。岡田監督も
「今日は特に良かったな。最初からね、打順入れ替えたら当然な、イニングまたぎになるけど」
と手放し。さらに、ゲラとつなぐ完封リレーで守り切った。

■「伝統の一戦~レジェンズOB対決~ 巨人3-2阪神」(15日、東京ドーム)■

巨人と阪神の歴代のスタープレーヤーがずらりとそろった一戦。巨人-阪神の公式戦後におこなわれた試合を3万5000人が見守った。二回には阪神の4番掛布雅之氏と巨人のエース、江川卓氏のライバル対決が実現した。

岡田監督が試合途中に阪神OBが陣取る三塁側ベンチに“飛び入り参加”、青いシャツを着た私服姿の岡田監督が映し出されると阪神ファンから大歓声がわき起こった。

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