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   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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森下、値千金の4号2ラン!

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○<巨人6-7阪神>◇8日◇東京ドーム
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8回、リクエストに救われる。7-4から一時同点の判定も覆る

■逃げ切り、5連勝。今季最多の貯金19。西純、5勝目、森下が、ビジター初弾の4号2ラン。8回、岡田監督が本塁でのクロスプレーにリクエスト。この判定が覆ってアウト。これが効いて1点差で逃げ切った。

森下が、5-4の8回に値千金の4号2ランを放った。一死から中野が中前打を放つと、森下が打席へ。フルカウントからファウルで粘って9球目、144キロシュートをとらえた。持ち味の逆方向への強い打球は失速することなく右中間スタンドへ。ヒーローインタビューにのぞみ、8回に右中間席に放った4号2ランについて、岡田監督の助言通りだったことを明かした。
「試合前に、監督から『右中間に打ってこい』とアドバイスをもらってたんで、その通りに打てました」
と、ニッコリ。今季3度目の猛打賞。

西純は力投も、2被弾で6回4失点で降板。ジャスト100球。
「良いところにボールはいってましたけど、結果的にこういう展開になってしまったので、中継ぎの人にはすごい申し訳ないです」
バットでは、菅野から適時打。追い込まれてからの4球目だ。外角141キロのカットボールに両手を目いっぱいに伸ばして食らいつき、中前へ運んだ。セルフ援護で貴重な3点目をたたき出し、菅野をマウンドから引きずり下ろした。
「チャンスで打てたのはよかったです」

※ ヒヤヒヤの8回。絶体絶命のピンチを切り抜けた。ケラーが圧巻の火消し。7ー4の8回。3番手の岩貞が精彩を欠く。先頭の吉川に四球を与えると、続く中山に右前打で無死一、三塁。秋広に左前に運ばれ7-5とされたところで降板した。

続いてマウンドに上がった馬場が岡本和に左中間を破られ二走が生還。一走・秋広もホームへかえってきた。それでもここは中堅・近本から遊撃・木浪、そして捕手・梅野へと流れるような中継プレー。一度はセーフの判定も、阪神側のリクエストで判定が覆り7-6で一死二塁としのいだ。

しかし、馬場が岸田に左前打を浴びて、またも一死一、三塁。岡田監督はケラーをマウンドへ送る。ケラーは長野を三直で2死。最後はブリンソンを空振り三振で切り、何とかリードを守り切った。岩崎、21セーブ。岡田監督は、
「もうずっと(いい)ね。だいぶ負担かけてるけどなあ」

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