ビーズリー、メッセンジャーの再来!

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    タイガース、新時代へ

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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ビーズリー、メッセンジャーの再来!

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○<阪神3-0巨人>◇25日◇甲子園
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ビーズリー、来日最長6回無失点の快投

■無四球「完封返し」。ビーズリー→石井大智→岩崎優→ゲラで快勝。ビーズリー、今季2度目の先発で、2戦2勝。
「ノーヒットノーランはすごいと思うし、神様が見てるから誰しもできることじゃない」
としながらも、
「彼は彼で、私は私。そこは分けて考えていたし、スコアボードにゼロが並べば、同じゼロはゼロだからね。そういう意味では、自分のことだけに集中していたよ」
ノーヒットノーランの悪夢を払拭する快勝劇に、岡田監督は、
「あーねえ、久しぶりいうてもね。ヒットは出ると思ったけど、ビーズリーが試合をつくってくれた」
と語った。

3回に、木浪聖也が右翼へ先制の二塁打を放った。この回先頭のシェルドン・ノイジーが中前打を放って出塁。梅野の投前犠打で一死二塁とすると、木浪はカウント1ー1から赤星の内角直球を思い切り引っ張った。鋭い打球が右翼線へ。二走のノイジーが悠々と生還し、先制点を挙げた。打線は前夜、戸郷にノーヒットノーランを食らったばかりだっただけに、嫌なムードを払拭する待望の1点奪取となった。木浪は、
「打ったのは、ストレート。梅野さんが1球で決めて形をつくってくれたので、いい流れで打つことができました。昨日、1点も取れていなかったし、相手より先に点を取ることができてよかったです」

中野は美技で、ビーズリーを後押しした。6回無死、坂本の一、二塁間へのゴロを芝生の上でダイビングキャッチ。すぐに起き上がって一回転して、一塁へストライク送球した。しかし、判定はセーフ。大山とビーズリーが手を挙げて、ベンチへアウトをアピールすると、岡田監督もすぐにリクエストを要求した。

審判団がリプレー検証中も映像が流れるたびに歓声が沸くと、判定を終えた審判団はアウトの判定。岡田監督も拍手して喜んだ。これが完封リレーを演出したといっても過言ではないほどのビッグプレー。チームは快勝で、ノーヒットノーランの悪夢を払拭した。

1―0の4回に渡辺諒が、ソロ本塁打を放った。
「カウントも有利でしたし、相手もクイックで投げてきたけどうまく対応できました」
赤星の3球目をとらえ、打球は大きな放物線を描いて左翼スタンドへ。二軍降格となった佐藤輝に代わって昇格した男の今季24打席目で初アーチとなった。
「おーん。いやいや、そら今一番練習の時から調子いいのは渡辺やんか」
昨日代打、右に対しての内容がずっといいと、岡田監督、
「ああ、いい。右なんかもう関係ないよ、今はねえ。だから普通あんなところで代打出せへんけどな、ヒット欲しいからやっぱり調子のええやつで行ったんやけど、昨日もなあ」

相手のピッチャー右左関係なく調子のいい選手を三塁で使っている、岡田監督は、
「まあ奮起まではいかんなあ。明日もう1試合やな。あした点取ったら、奮起っていえるなあ」
と、話しながらも笑顔。初回にチーム初安打を放った森下翔太には、
「あれはもう、初回からほんま怒ったんやけど。バット振らんと。エンドランというかな、あそこ簡単に見送ったからな」
ーー 3回も、森下の打席で動かした、
「いやいや、このサインはこういうのと、1回分からすために出したんや。打つだけじゃあかんからな、3番いうのは。つなぎとかいろんなな意味で、一番何でもできる打順でないとな、3番はな、後ろにもつなぐ打ち方せんとあかんし。そのへんやな、あいつも打つだけじゃあかんからの。打てへんっていうの。打率見てみいよ。4回に1回打てへんねんで、そうやろ? おーん。なんかそれをつないだり、いろんな形でお前、3回に1回になったらお前、もっと打率も上がるわな」

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●<阪神0-1巨人>◇24日◇甲子園
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■屈辱のノーヒットノーラン、食らう。
「今の調子ならこんなもんやろうなあ」
と、苦笑い。戸郷翔征に、ノーヒットノーランの快挙を許した。出塁できたのは敵失と、四球による3度だけだった。球団史上12度目。
「いやいや、そらお前、明日野手がどんなバッティングするかよ、そんなの。もう終わったことやし。また初戦負けたいう、そういうことやろ」
岡田監督は、
「しゃーないやん、打てへんねんから。明日バッターがどんだけ奮起するかやろうな、そら」

先発の及川雅貴も、プロ2度目の先発マウンドで4回無失点と好投。しかし、アクシデントが起きたのは5回だった。一死二塁から巨人泉口の左前適時打で先制を許し、続く戸郷に対しての初球が高く浮いたところで、異変を察した捕手の坂本が駆け寄った。手当てのため安藤投手コーチとともにベンチに1度下がったあと、約2分後にマウンドに戻ったが1球試投をした後、ふたたび指先を気にしたような様子を見せ、ふたたびベンチに下がった。
「ファームで1回マメをつぶして、そこと同じところみたいやけどな」
と明かした。及川はウエスタン・中日戦でもマメをつぶしており、今後については、
「ちょっと当分アカンやろ。投げられへん」
と、見通しを語った。

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