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    タイガース、新時代へ

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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佐藤輝、劇的サヨナラ打!

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○<阪神2-1巨人>◇18日◇甲子園
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無死満塁で佐藤輝が意地の一打を放ち、延長10回、死闘に決着をつけた。

■今季初の劇的なサヨナラ勝ちで、3カードぶりの勝ち越しを決めた。
「最高です!」
と、好例の大歓声に応えたヒーロー・佐藤輝、
「まわってきたら絶対に決めてやろうと打席に入りました。振りまけないようにスイングしようと打席に入りました」
と、笑顔を浮かべた。
「それまでチャンスで凡退あったので、最後は決められて良かった。野手陣がなかなか打ててないので、これからもっと打てるように頑張ります」
この日は4打席に立ち、復活した巨人・菅野の投球にきりきり舞いの今季初の3三振と、1四球。

これで連夜の接戦を制し、8勝8敗2分けとなり、勝率5割となった。2ケタ安打も、
「こんなんで喜んでいたらダメですけど…やっとという感じです」
と、岡田監督。それでも、10戦連続2得点以下の球団最長タイも、粘り勝ちだ。

まずは、0-1のまま迎えた8回。充満した敗戦ムードを払拭した。代打・前川が左前打で出塁すると、
「糸原か前川だったんですけど、前川に賭けたんですけどね」
と、岡田監督。近本も左前打で続き、無死一、二塁。中野は犠打失敗となったが、森下翔太が、勝負強さ見せた。
「バント失敗(無死一、二塁で中野のバントが三塁封殺)で、イヤな感じだったんですけど、ホント、もうね、いいところで、ずっと打ってる感じですね」
と、岡田監督。ここで打席に立った森下が初球のスライダーをとらえ、同点の左前適時打を放った。
「ボールは見えていたので、真っすぐのタイミングで行って、スライダーをうまく前でさばけた」

そして迎えた延長10回、中野、森下の連打で無死一、三塁の好機をつくると、
「(先頭で左前打を放った)中野が出たところで、森下がずっと良かったんで、何て言うのか、バントをさせる選手じゃないんでね。森下に賭けましたけどね(結果は中前打)。よく中野も(三塁に)走りましたよね」
と、岡田監督。4番・大山は申告敬遠。最後は佐藤輝が、自身初めてとなる右翼線へ強烈なサヨナラ適時打(23年にサヨナラ犠飛あり)を放った。

先発の西勇輝は粘り強く好投。2回に1点を失うも、その後は無失点に抑えて、8回4安打1失点。
「今日も勝ち星つかなかったんだけど、ずっといいピッチングしていますね」
と、岡田監督。今季初白星は、次戦に持ち越しとなった。西勇交代後も投手陣は踏ん張り、9回は桐敷、島本 、そして4番手・加治屋が後続を断って、勝利投手。
「いつも通りの…ゲラと(岩崎の)2人休ませるつもりだったんで、他のピッチャーでつなぐ予定やったんです」
と、岡田監督。

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