┌ ＼ ☆ Ａ．Ｒ．Ｅ．ＧＯＥＳ ＯＮ ☆／ ┐
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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森下でかした、殊勲の3ラン！
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○＜阪神5－0巨人＞◇31日◇東京ドーム
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森下、今季初安打が決勝3ラン
■森下翔太が重くるしいムードを払拭した。開幕から2試合連続で完封負け。ゼロ地獄、この回まで開幕から25イニング連続無得点は、セ・リーグワースト記録となっていた。岡田監督、投手交代や代打などの采配に、
「久しぶりよ、そんなもん」
3連敗阻止は、
「今日の勝ちは大きいと思うよ」
歓喜の「グリコポーズ」、森下の先制3ランに椅子から立ち上がりバンザイ＆満面笑み。
「勝てる時はこんなもん」
8回に試合が動く。代打・小野寺が右前打、
「何かきっかけがあればこういった形になるとは思っていたので、きっかけになれてよかったです」
近本の連打などで二死一、三塁と好機をつくると、3番・森下が左中間へ3点本塁打。
「きょうの試合は〝絶対勝つ〟と」
今季12打席目での初安打が、貴重な先制弾。
「（チームが）チャンスで1本出なかったところで自分が出せば、勢いに乗れると思っていた。そういう気持ちで挑みました」
岡田監督から、
「何か言われた気がするんですけど、忘れちゃいましたね」
その岡田監督は、森下の一打をベンチで大喜び。
「久しぶりに点入ったなあと思ってますよ。スリーランだし、そういう意味で大きかった。この3連戦の中では一番ええとこで打った」
9回にも2年ぶりの小幡のソロ本塁打などで2点を追加。一度はプレーが続行されて、小幡は二塁でストップ。しかし、岡田監督がリクエスト。ファンに当たってフィールドに戻る映像が場内に流れると、左翼席が大きく沸いた。
「打った感覚がなかったんですけど、いい角度で行ってくれていたので、びっくりしてます」
才木浩人の力投も大きかった。3回、4回と満塁ピンチをしのぎ、6回無失点と粘った。勝ちはつかなかったが、終盤勝負に持ち込んだ。
「初回からいい感覚を持って投げることができました。ランナーを溜めてしまいましたが、梅野さんや野手の方の守備に助けてもらいながら、なんとか無失点で切り抜けることができました」
7回は桐敷拓馬、8回は新加入のハビー・ゲラ、そして9回は岩崎優が抑え、逃げ切った。「KGI」リレー、これが24年版勝利の方程式。
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●＜巨人5－0阪神＞◇30日◇東京ドーム
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まさかの大拙攻
■開幕から2戦連続の0封負けを喫した。序盤から好機をつくるもあと1本が出ず、あげくは、またも1プレーが試合の流れが変わった。同時に、岡田監督は打線の奮起を求めた。4回無死一、三塁の好機でノイジー見逃し三振、坂本スクイズ失敗で併殺、無得点だった。
「そら変わるよ。昨日もそうやんか」
と、流れを呼び込めなかったことを敗因に分析。
6回に、先発の大竹耕太郎が連続被弾で3失点ＫＯ。
「来週もっといいパフォーマンスできるように」
明日仕切り直し。岡田監督は、
「そうやなあ、3連敗はあかんよなあ。まあ点取らなあかんわな。おーん、ほんま。全然、お前、入らへんもんな。入りそうにないもんな」
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●＜巨人4－0阪神＞◇29日◇東京ドーム
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完封負け発進
■青柳晃洋、5回3失点、生え抜きオーダーを組んだ打線は、0封許す。球団初のセ・リーグ連覇を目指す岡田・阪神が、開幕戦を落とした。
「なあ。流れ変わったな、梶谷のところな」
（3回一死一、二塁で、森下の右中間への飛球を右翼・梶谷が好捕。一走・中野が帰塁出来ずに、併殺）
勝敗の分かれ目は、5回だった。要所を締めてきた青柳晃洋が無死二塁から、打者・戸郷の初球を投げる前に痛恨のボーク。一死後、佐々木の遊ゴロで先制のホームを踏まれ、さらに梶谷に痛恨の先制2ランを浴びた。2年連続の開幕投手に指名された青柳は、5回3失点で降板した。
大山悠輔、3三振。
「明日の状態をみなわからんな。（オープン戦に）出てなかったんやから」
自身初の開幕スタメンで、第1打席に左前打を放った前川、
「「追い込まれて、ちゃんと反対方向に対応できたのでよかったかなと思います。結構緊張していたんですけど、その中で少しは結果が出てよかった」
森下翔太、大山悠輔、佐藤輝による球団初の開幕戦での生え抜きドラフト1位クリーンアップが無安打6三振に終わるなど、チームは4回以降無安打だった。
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