才木浩人、ノーノー逃すも圧巻投球!

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才木浩人、ノーノー逃すも圧巻投球!

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○<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-0西武>◇9日◇甲子園
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「7勝目ですかね? ほんといい仕事してますよね」

■才木浩人がノーヒットノーランも目前の快投を見せ、12球団トップの7勝目を挙げた。8回1安打無失点。
「悔しいっす」
交流戦初の3連勝。岩崎優が3点差の9回に登板し、今季9セーブ目を挙げた。これで通算75セーブ。中西清起の持つ球団歴代5位の記録に並んだ。2位浮上。

ヒーローインタビューでの才木の一問一答、ファンは日曜日が楽しみだ。歓声を聞いて、
「ちょっと足りないです」
(大歓声)
-この歓声は、
「サイコーでーす!」
8回交代。
「安藤さんに無理言って、まじすか、行けないすか、みたいに言ったんですけど。つったまま行って来週に響く方が、アカンやろみたいな話をもらったので。そうっすねって言って」
お立ち台に一緒に上がった中野は、
「(前の打者の)ふがいない才木の三振を見た後、才木のために打ってあげようと思いました」

受けた梅野は、
「そんな甘いものじゃないのは、分かっているけど」
とした上で、
「そこに関しては、もちろん狙っていたのはある」
と、本音を吐露。ただ、
「結果としてヒットを打たれて、そこからしのいだのが大きい」
と、手応えを明かした。

岡田監督は、エース級の投球を続ける才木に満足げ。8回、足がつるアクシデント、
「あの回くらいからそろそろ。100球いったんでね」
と振り返った。今季、ひと皮剥けたかの問いに、
「もうずっとよ。そんな剥ける皮もないやろ。新人のピッチャーじゃないんやから」
と、岡田節で最大級の賛辞を送った。

「今日はノーヒットノーランいくかなって、3回にフォアボールが出た時に、あ、これでノーヒットノーランになったなって言うたですけどね。安藤コーチに絶対いけると」
8回はヒット打たれて、足をつったこともあって、
「おーん、1点でもとられてたら、あの回でおーん、もう石井と桐敷も用意しとったし、もう代えてたけどな。まあ、0点じゃなやっぱり、あいつも防御率とかいろいろそらあ、個人的にもあるからな、やっぱりな」

7回、中野拓夢の2点三塁打で先制に成功した。先頭の糸原が中前打、続く梅野が右前打を放って無死一、二塁。木浪が犠打を決め、才木は空振り三振に倒れ、中野が打席を迎えた。4球目をとらえ、打球は前に守っていた中堅手の頭上を越えた。中野は快足を飛ばして三塁に到達し、滑り込むと同時にガッツポーズ。

続く、前川右京も、右前適時打を放って3点目を追加した。今季2度目の猛打賞。
「2打席目も得点圏で打ててなかったので、4打席目は打ててよかったです」
と、仕事を果たした。5試合連続で2番を任されてから、19打数7安打。この日は5月31日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の3安打と、上り調子だ。それでも、
「それはよかったと思うので、また週明けちゃんと切り替えて。もう1回、0からスタートしたい」
岡田監督も若武者の仕事ぶりに、
「いやいや本当になあ、おーん。最後もなあ、完璧抜けたと思ったけどなあ」
と、目を細め、2番での継続起用に、
「使うよ、そら」
と、きっぱり話した。

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