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   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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才木、「うれしいっす」!

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○<巨人2-5阪神>◇10日◇東京ドーム
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近本、決勝2ラン

■近本、原口が鮮やか2ラン競演。12カード連続の同一カード3連勝で、今季3度目の7連勝。長期ロード最初の9戦を8勝1敗と、ロケットスタートに成功した。才木が、約2カ月ぶり6勝目。

才木には、球場の虎党から温かい拍手が送られた。
「真っすぐがよかったから、助かりました」
8回途中まで8安打を浴びながら2失点。117球を投げ7三振を奪った。粘投を見せながら8回一死一、三塁を招いた時点で降板となったが、救援陣がきっちり火消しに成功。真っ先にベンチを飛び出し、大きな拍手で出迎えた。
「えっ、いつぶり?(笑)うれしいっす」

1点を追う7回は6番・ノイジーが二塁打、すかさず代走・島田を起用した。梅野の投ゴロを、処理した戸郷の三塁送球がそれた(記録は野選)。8番・木浪の打席で一塁けん制を中田が後ろにそらす失策で追いつくと、二死から近本6号2ランで勝ち越した。

抑えの岩崎をベンチから外した一戦だった。才木が8回途中で降板、その後は一人一殺継投で、加治屋、島本、ケラーとつないだ。加治屋は、
「きょうはザキ(岩崎)がいなくて負けたと言われるのが一番嫌だった。ブルペン一丸でみんなで、もぎとった1勝」
注目の代役守護神は、ケラーが務めた。ここまで42試合に登板し、16試合連続無失点の岩崎は、試合前に帰阪。岡田監督が、
「きょうは休み。もう(関西へ)帰した」
と、“臨時休暇”を与えたことを明かしていた。

原口、ダメ押し2号2ラン、1点リードの9回一死一塁で131キロスライダーを初球打ち。左中間スタンドへ放り込んだ。1点差に迫られ、緊迫した展開で大きな1発を放った。開幕カード以来のアーチに本人は、
「糸原の代打の打席だったので、2人分と思っていました。入ってよかったなと思います」
と、ほっとした様子だった。

※今回の巨人3連戦は、両軍選手が「伝統の一戦」の起源とされる1936年当時のユニホームをモデルにした復刻ユニホームを着用。伝説の戦闘服を身にまとい、痛快な敵地3連勝となった。

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