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    タイガース、新時代へ

  ★スポーツ紙、ななめ読み★

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頼れる〝新3番〟、近本光司!

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○<中日0-1阪神>◇15日◇バンテリンドーム
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延長11回、激闘制す

■延長戦で粘り勝ち。近本光司、勝ち越しの適時打。迎えた延長11回、先頭の森下が左中間への二塁打で出塁すると、中野の二ゴロの間に三塁へ進塁。一死三塁から、3番・近本が右前適時打を放ち、試合を動かした。今季延長戦は8試合目で、3勝1敗4分けとなった。プロ14年目の島本浩也が、節目の通算10勝を挙げた。0-0の延長10回に4番手で登板し、1イニングを無失点。直後の攻撃で勝ち越しに成功し、白星が転がり込んだ。

待ち望んでいた3番打者や。一振りで、嫌な空気を払拭。頼れる〝新3番〟が、打線を引っ張っていく。

プレーボールから3時間が迫った延長11回、ストライクゾーンを外れたボールにバットが伸びる。とらえた打球が右翼手の前で弾んだ後も、近本は表情を崩さず歓喜のベンチを見つめた。
「先頭で森下が二塁打を打ってくれたんで、絶対にチャンスでまわってくると思っていた」
チームに勝ちをもたらす価値ある打席を振り返った。
「これ絶対打たなあかんなと思って、初球すごい空振りをしました。なんとかバットに当てようと思っていたので、追い込まれたほうがいいのかな、と思いながら楽しく打席に入ってました」
岡田監督は機能しつつある打線に、
「最後に1本出たからな。もうええわ、森下はそれで」
と、笑みを浮かべながらうなずいた。

先発の大竹耕太郎、中日・小笠原が投手戦を演じ、7回まで両者無失点。大竹は今季最長タイの7回4安打無失点、96球を投げ終えた直後の8回表の攻撃で、代打原口を送られて降板となった。
「点が取れない試合で逆に自分が粘って、という、貢献の仕方をしたい。そういう投球ができてよかったです」
リリーフ陣が踏ん張った。ゲラ、
「リズム良く投げることが大事」
と、打者3人でピシャリと抑え、9回を3者連続三振の石井は、
「チームの勝ちに、しっかり貢献できた」
島本、今季初勝利&通算10勝、
「自分も次のピッチャーにしっかりゼロで渡そうと。それだけを考えました」
岩崎、先頭打者に四球を許したが後続を断ち6セーブ目。
「先頭にフォアボールを出して考えすぎてしまったところがあったので、そこを整理してまた頑張ります」

※佐藤輝が15日、今季初めて二軍に降格した。早朝に名古屋から帰阪し、鳴尾浜で全体練習に参加。
「(一軍首脳陣から)しっかり頑張ってこいと言われたので、頑張ります」
特守は田中コーチが現役時代に使用していた小さいグラブを使用。素手でしっかり捕る感覚をつかむ目的があり、2人で話し込む場面もあった。岡田監督は二軍で出直しか問われると、
「うん、うん。ファームの選手や」

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●<中日4-2阪神>◇14日◇豊橋
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■ミス連発で、逆転負け。首位陥落。2-1の8回に悪夢が待っていた。先頭打者の打球に対し、右翼手・森下翔太が目測を誤り、二塁打にした。無死二塁からのバントは坂本誠志郎が正確な送球で三塁で仕留めたかに思われたが、佐藤輝がタッチを焦って捕球ミス(失策)。そこから適時打2本で3点を奪われ、逆転された。
「あれは捕らないと」
と、悔しがった佐藤輝に対し、岡田監督は、
「あれで終わりよ。もうええよ。キャッチボールやからな」
と、怒りを通り越してあきれ顔だ。チームの失策数は、すでに24個でリーグ最多だ。特に目も当てられないのは佐藤輝で、37試合ではや6失策だ。

村上はプロ最多の130球を投げる力投だったが、最後はミスにも泣いて、力尽きた。

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