
┌ \ ☆ アレ目指して…! ☆/ ┐
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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森下、決勝3号2ラン!
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○<阪神4-2広島>◇30日◇甲子園
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伊藤将、5勝目。
■森下翔太が、勝ち越し2ラン。首位攻防第3ラウンドを制して首位を死守し、このカードを2勝1分けと勝ち越した。先発の伊藤将は7回1/3を7安打2失点(1自責)で5勝目。2点差に迫られた8回一死二、三塁のピンチは加治屋が菊池を二飛に仕留め、二死二、三塁では島本が秋山を遊飛に打ち取った。9回は、岩崎が締めて17セーブ目。6連戦4勝で、長期ロードへ。
1―1の6回一死一塁で森下が、広島・大瀬良から左翼へ勝ち越しの2ラン。
「初回からやられていたので、直球は1球は来ると思っていた。相手の投手をしっかり研究した中で風に乗ってくれて良かった」
初回で見逃し三振とやられた内角直球を、狙いすましてガツン。タイミングを合わせた値千金の1発だ。さらに佐藤輝が左翼フェンス直撃の三塁打を放ち、ノイジーの適時内野安打で4点目を挙げた。
伊藤将、1年9カ月ぶり鯉倒仲間に助けられ、手にした勝利だ。2点差に迫られた8回一死二、三塁。自身が招いたピンチを、加治屋蓮投手と島本浩也投手が一人一殺で封じると、ようやく笑顔を見せた。
「自分がピンチをつくった場面で行かしてしまったので、そこは自分の課題。リリーフの方に助けられました」
岩崎が9回を3人で締め、17セーブ目を挙げた。
「本当に苦しいところで(伊藤)将司も投げて、カジ(加治屋)とシマ(島本)がよく粘ってくれた。素晴らしいピッチングでした」
と、投手陣全体をねぎらった。通算セーブ数は48で、久保田、ウィリアムスを超え球団単独8位に浮上した。
ワンポイント登板して抑えた2人がヒーローであり、起用した岡田監督の絶妙な采配が光った試合だ。8回一死二、三塁で菊池を迎えた場面。継投に注目していたが、加治屋を投入し、二飛に抑えると、続く秋山には島本を当てた。久しぶりに勝負どころのワンポイント継投を満喫させてもらった。
「オールスター明けね。だいぶいい感じになってきたよな」
と満足そうに話した。投打の歯車がかみ合い始めた。この6連戦から起用する「3番・森下」が爆発。「中継ぎ・桐敷」も見事ハマった。
「先発陣がある程度投げて、打つ方もだいぶいい点の取り方というか反発力も出てきた」
岡田監督も、手応えを感じた様子だ。
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▲<阪神2-2広島>◇29日◇甲子園
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■あ~疲れた…。延長12回、4時間56分の死闘は無念の引き分けに終わった。青柳が7回4安打1失点と力投し、復活を印象づけた。坂本と、初コンビ。
「ちょっと1回、気分を変えてみようと思ってな」
約2カ月半ぶりの甲子園での登板。左打者8人を並べたカープ打線相手に、140キロ台中盤の直球とツーシーム、カットボールを中心に両サイド低めを丁寧に突いた。持ち前の打たせて取る投球に加え、今季最多タイの7三振を奪取。5月19日に5回7失点でKOされた相手を最少失点に封じ、先発として試合をつくった。
「(チームが)負けなかった方がデカい。2位のチームと対戦して負けなかったのが一番。僕自身はある程度納得できた投球ができたんで、よかったかなと思います」
岩崎が9回を3者連続三振で切り抜けると、延長突入後は救援陣が踏ん張った。浜地、桐敷、島本が無失点でバトンをつないだ。
佐藤輝、1-1の6回、広島森下から逆風を切り裂く12号ソロを右中間最深部席へ。シーズン9本目の甲子園弾は自己最多で、85年掛布雅之の17本以来となる生え抜き左打者のシーズン甲子園2桁本塁打に王手をかけた
「逆風に負けずスタンドまで届いてくれて良かったです」
※前川右京が意地の左前打を放ち、2戦連続の「6番・右翼」起用に応えた。4回無死。カウント2-2から広島森下の外角139キロ変化球をきっちりミートした。低いライナーとなった打球で三遊間を抜く左前打。15日中日戦以来、14打席ぶりの安打となった。岡田監督の期待に、2打数1安打2四球の結果で応えた。
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