┌ \ ☆ アレ目指して…! ☆/ ┐
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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テルがまた打った!
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○<阪神8-5巨人>◇26日◇甲子園
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シビれる“采配合戦”
■逆転勝ち。巨人に連勝。4-5の7回に佐藤輝が同点のタイムリーを放つと、満塁から坂本の犠飛で勝ち越し、さらに小幡が2点三塁打を放って8ー5とリードを広げた。甲子園の巨人戦で、29年ぶりの6連勝。
岡田監督が鬼気迫る表情を浮かべながら、
「ヨッシャー!!!」
と、絶叫するシーンがあった。勝負手を次々と打ち込み、阪神を逆転勝利へと導いた。試合はまだ6回だったが、勝負手を次々と打った。場面は2点を追う6回二死一、二塁。代打・原口が三遊間を抜くと、二塁走者のノイジーが懸命に走って生還した。直後、ベンチでは岡田監督が絶叫。現役時代からのライバルでもある巨人・原監督と策の打ち合いを制した形だ。
「きのうよりも、今日のほうが楽しかったな」
直前、二死二塁となったところで巨人ベンチが左腕・大江にスイッチ。これを見て、岡田監督は木浪に代打・小野寺を告げた。小野寺が四球を選んで一、二塁と好機を拡大すると、たたみかけるように島本の打順で代打・原口を投入。これを見た原監督が菊地にスイッチ。原口は追い込まれながらもしぶとく左前にはじき返した。
高梨に怒号で甲子園大荒れ。佐藤輝が7回に同点に追いつく適時打を放ち、3戦連続適時打とした。1点劣勢の7回一死一、二塁で、マウンドには高梨。近本への死球の因縁から阪神ファンの怒号が飛び交う中、打席に向かう佐藤輝には大歓声が送られた。
佐藤輝は1ストライクから2球目、143キロに反応。打球は三遊間を破り、二塁から中野が生還した。同点に追いつく一打に、甲子園は蜂の巣をつついたような大騒ぎに。
「めっちゃうれしいっすね!! しっかりとコースを絞った」
佐藤輝は高梨に対して通算9打席目での初安打となった。
マウンドで呆然とする大竹。苦しい展開だった。2回に3点を先制したが、5回まで2安打無失点と好投していた先発の大竹が、6回に突然崩れ5失点KOされた。
「最初からよくなかった。(こらえどころで)抑えられないのは力不足。次はそこで踏ん張れるよう頑張る」
島本、桐敷、加治屋、岩崎とつないだ。昇格即7回に登板し、一死一、三塁を招きながらも、無失点で切り抜けた桐敷が今季2勝目を挙げた。
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