球団社長、監督就任要請のため宮崎に飛ぶ!

後任候補・矢野二軍監督に就任要請をするために、揚塩球団社長が13日、空路宮崎入りした。秋季教育リーグに臨んでいるファームが宿泊する宮崎市内のホテルを訪れ、会談の予定。 揚塩社長は取材には応じず。異例の5年契約提示か。

◇ 金本監督のラスト・ゲームを、逆転勝ちで勝利を飾った。

スタメンには、金本監督が指導をおこなってきた若虎を中心に起用。1点を追う2回一、二塁、8番・板山の中前適時打で追いついた。同じく1点を追う9回、四球と安打に敵失が絡んで延長に持ち込んだ。11回二死二塁、中谷が左翼へ決勝打。金本監督に有終の白星を贈った。

先発・竹安、プロ3度目の登板、5回5安打2失点と好投。球児が、5勝目。最終成績は、62勝79敗2分け。金本監督・在任3年間で429試合を戦い、204勝216敗、9分けの成績。4位、2位、今季は借金17の最下位で幕を閉じた。

試合後、金本監督は静かにユニホームを脱ぎ、帰りの車に乗り込んだ。11日の金本退任会見は甲子園の球団事務所プレスルームで、一人きりの立ち話だった。記者30人ほどが取り囲んで話を聞く「囲み」といわれる簡易会見だった。混乱を避けるためか、テレビや、写真撮影はNGというなんとも質素なものだった。

○<中日2-3阪神>◇13日◇ナゴヤドーム

◆ 後任に矢野二軍監督最有力! 候補に岡田氏、掛布氏も!

金本監督電撃辞任(解任?)をうけて、球団では、早急に後任監督を決める必要が出てきた。後任として、矢野燿大二軍監督(49)を最有力候補として選定作業に入っていることが分かった。すでに、水面下で矢野氏に次期監督就任を打診したもよう。ただ、急展開の状況だけに受諾するかどうかは微妙な情勢だ。

揚塩球団社長は11日、西宮市内での会見で後任監督について問われ、
「まだこれからです。早急に」
と話し、どういう方に監督をという質問には、
「それも、これからです」
電鉄本社も含めたフロントはまず次期監督を先に固めた上で、再度、組閣作業に着手することになる。13日の全日程終了後には秋季練習がはじまり、25日にはドラフト会議もおこなわれる。補強戦略を含め、来季の巻き返しのためにも迅速に、人選を定めていく。

矢野二軍監督はフェニックス・リーグ開催中の宮崎で、ともに戦った金本監督の辞任を悔しがった。
「大学も一緒にやったし、現役時代もタイガースで一緒にやってきた。現場でも一緒にやろうという形で、オレも力になりたいし、球団にもファンにも、恩返しがしたいと思ってやってきた。オレも、悔しい」
事前に金本監督から連絡を受けていた、と明かし、
「オレらがどうこう言えるものじゃない監督の気持ちもあるから」
と思いやった。人事については、
「球団がやること。何とも言いようがない」
と、話すにとどめた。

矢野二軍監督以外の候補では、05年優勝監督の岡田氏も候補の1人。監督としての実績に加え、評論家活動のなかで、発揮されている卓越した野球理論を評価する声は多い。さらに、昨年まで二軍監督を務めていた掛布オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーも候補の1人だ。