就任要請、保留!

次期監督に就任要請された矢野二軍監督が14日、宮崎空港から緊急帰阪した。

フェニックス・リーグで指揮を執るため、宮崎県内に滞在中だった。前日13日に、宮崎市内のチーム宿舎で、揚塩球団社長から正式に監督就任要請を受けていた。約1時間半の話し合いでは、結論が出ていなかった。この日、到着先の伊丹空港では、
「じっくりといっても時間がないからね。昨日、言っているように、正式に要請を受けて、すぐにっていうわけに俺もいかんし」
などと話した。
「ちょっといったん帰らせてもらって、時間がちょっとほしいなというところで」
と、答えた。家族と相談するのか、との問いにも、
「そうやな。話してみて」
受諾するか、家族らと相談した上で、早急に結論を出す方向だ。

藤原次期オーナーは、矢野二軍監督が最有力か問われて、
「そういうふうに見ているから揚塩が行っている。そういうことでしょう」
と、まさに他人事。ただ、要請した感触には、
「向こうに、私の方も任せると言った以上、これは待っていると」
と、険しい表情もみせたが、次期オーナーがこれじゃ、なにごとやあらん。タイガースを、ほんとに強くしたいのか。眼前のドタバタ劇をつぶさにみて、矢野二軍監督は態度を保留したとみられる。新監督が就任しても、つねに後ろ向きで、そのやる気のなさをおおうチーム・コンセプトが変わらなければ、チームは変わらない。鉄人・金本と同じ運命が待っているだけだ。今後の交渉次第だが、決裂する可能性も出てきた。