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タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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湯浅、一軍に復帰!
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○<阪神2-1巨人>◇26日◇甲子園
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貯金15にも、「23でも、勝てんかったやんけ」
■逆転勝ちし、連勝を6に伸ばし、今季最多の貯金15とした。独走態勢に入りつつあるが、
「23でも勝てんかったやんけ、そんなんお前」
と、報道陣を制す場面も。2008年に巨人に大逆転V逸を食らった前例を引き合いに出し、兜の緒を締めた。今季初登板の先発・桐敷は自己最長の7回を投げ、10奪三振1失点と力投。待望のプロ初勝利を挙げた。
7回一死から大山が死球で出塁し、佐藤輝も安打で続いて一、二塁。この好機でドラ1新人・森下が同点適時打を放ち、
絶対に決めるという強い気持ちで打席に立ちました」
さらに救援した投手から、木浪が勝ち越しの犠飛を放った。佐藤輝、浅いフライでタッチアップ、快足飛ばして勝ち越し点もぎ取る。
この日一軍に復帰した湯浅が8回に登板し、1回無失点。岡田監督は、
「ちょっと楽な(場面)なあ。7回とか6回ぐらいに」
と、守護神起用方針を示していた。だが、いきなり1点リードのしびれる場面。WBCも経験した若きリリーバーが、重要な場面を無失点で切り抜けた。湯浅は、
「キリ(桐敷)の初勝利がかかっていましたし、めっちゃいい投球をしていた。絶対に3人で抑えようと思っていったんですけど、変に力んじゃって、ランナーを出してヒヤヒヤでした」
復活の1ホールドをあげた。「8回の男」として快投。プロ初勝利がかかった先発桐敷のため、必死に腕を振った。頼もしい右腕が、首位を走る虎に帰ってきた。岩崎が貫禄の投球で9回を締め、桐敷のプロ初勝利をアシストした。9セーブ目を挙げた左腕は、
「抑えられてよかったです」
と、笑顔。湯浅の復帰には、
「またみんなでやっていけたら」
お立ち台で、ウイニングボールを手に、
「忘れられない1日になりました」
今季初登板の先発・桐敷。4度目の正直”だった。プロ1年目の昨季は春のキャンプからアピールして開幕ローテ入り。ただ、先発3試合で結果を出せず、二軍に降格した。
「悔しい1年になった。来季に向けて本当にやっていかなきゃいけない」
そう誓った今季も開幕二軍スタート。しかし、5月18日の二軍中日戦(ナゴヤ)に先発し、8回を5安打2失点と好投。右腕のコンディション不良から調整登板に入った湯浅の視察に訪れた岡田監督の目に留まり、数少ないチャンスに手に入れた。青柳の代役を任された背番号47が、チームを6連勝に導き仕事をまっとうした。
「とてもうれしいです。最高です」
と、お立ち台ではにかんだ桐敷。ぼくとつとしたイメージとは裏腹に、150キロ前後の力強いストレートを軸に、変化球も丁寧に低めに集めた。
「梅野さんと話をして初回から思い切り行く。それが、結果的によかった」
と、立ち上がりから飛ばした。村上、大竹に続く新星が強力な阪神投手陣に加わった。
※ ノイジーの素手処理&強肩で、追加点のピンチ阻止。3回だ。二死三塁から坂本の痛烈な打球が頭上を襲った。ダイレクトでフェンスを直撃したが、クッションボールが跳ね返ってくる地点に素早くノイジーが動いた。素手でキャッチすると、そのままカットマンの木浪へ送球。木浪から二塁ベースカバーの中野へと渡り、タッチアウトにした。
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