新球団社長、決定!

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★☆ レフティ・グローブ、MLB・投手ⅱ(コラム)にアップしました ☆★

■新球団社長は、本社常務百北氏。

甲子園球場に隣接する球団施設で5日、年賀式をおこなった。1日付で就任した百北幸司球団社長は、職員らを前にあいさつ。
「本年、2022年は寅(とら)年です。今年こそはチームスローガン『イチにカケル!』のもと、矢野監督のもとで一丸となり、ファンの方が一番待ち望んでおりますリーグ一、日本一を勝ち取って参りましょう」
と、語気を強めた。しかし、この来季の新スローガン「イチにカケル!」が見掛け倒しで終わるとの声もある。というのも、昨年12月21日におこなわれた取締役会で、阪神電鉄常務取締役の百北氏の新球団社長就任、社長を兼務していた藤原オーナーのオーナー職専念が決定した。

百北新社長は藤原オーナーの肝いりのようで、電鉄本社では秘書部長や子会社の阪神コンテンツリンクの代表取締役社長を歴任。現在は常務取締役として、球団や甲子園球場、ビルボードなどの事業をおこなうスポーツ・エンタテインメント事業本部長も務めている。また、阪急阪神ホールディングスの株主総会では株主から質問を受けていた。

じつのところ今回の社長人事を巡っては当初、谷本修副社長が昇格するとの見方もあったらしい。
「これが来季、単年契約での続投が決まった矢野監督の去就とリンクしてくるのです」
とは、阪神OB。
「矢野監督に対する思い入れもありますから、仮に谷本さんが社長になっていれば、矢野監督の強力な後ろ盾になっていたことでしょう。しかし、藤原-百北体制となる今後、谷本さんの発言力低下は避けられそうにない。藤原オーナーが社長を兼務している今と同様、球団経営については親会社の意向が強く反映される。これに深くかかわってくるのが、阪神の親会社である阪急の存在です」

もっとも、阪急はこれまでタイガースの監督人事に口出しをしたことはないと言われているが……。前出の経済ジャーナリストがこう指摘する。
「藤原オーナーは矢野監督の生みの親ですが、阪急から責任問題を問う声が出た場合、無視はできないでしょう。3年契約の1年目だった金本前監督が最下位に低迷した際、解任を決断したくらいです。矢野監督を巡っては、親会社内でも采配に対する不満の声が出たといいます。就任以降、3位、2位、2位。優勝できる戦力がありながら、なかなか勝ち切れない。谷本副社長が球団トップになっていれば、少しは矢野監督をかばえたかもしれませんが……」
と、続けて、
「阪急は結果に対してシビアな会社。阪神の子会社社長が阪急系の人材に取って代わられている過程を見てもそうです。阪神タイガースに対しても、経営面を精査している。勝てばグッズが売れ、系列の阪神百貨店も潤うが、ただでさえコロナ禍で球団の収入が減る中、今季は16年ぶりの優勝という千載一遇のチャンスを逃した。矢野監督は1年契約で続投しましたが、結果に対する責任が一層問われることになります」

そんな中、球団周辺では早くも「ポスト矢野」の名前が挙がりはじめたという。
「阪神が阪急の角会長に“忖度”するとすれば、岡田彰布元監督の再登板もゼロではない。角会長と岡田さんは同じ早大卒。85年は選手、03年はコーチ、そして05年は監督として優勝しています。阪神OBから人選し、結果を出すことを最優先にした場合、岡田さん以上の人材はいません。本人も、再登板にかなり前向きだと聞いています。一方で、可能性は低いながらも、こちらも早大卒で将来の幹部候補として高く評価されているのが今季限りで現役を引退した鳥谷敬。岡田さんの下で指導者として経験を積み、ゆくゆくは鳥谷監督へ、という流れになっても何ら不思議ではありません」(前出のOB)
しかしながら現在のプロ野球界では、40代の監督は常識になりつつある。いずれにせよ、矢野監督は来季、進退を懸けた背水イヤーになるというのだ。

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