大山、サンズ敬遠に燃えた!

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大山、サンズ敬遠に燃えた!

■延長戦制す。延長10回二死二塁で、広島ベンチは4番・サンズを敬遠。大山が右中間への適時2点三塁打を放ち、意地を見せた。決死の継投が、最後に実を結んだ。7回から岩崎-ガンケル-岩貞-スアレスと、1イニングずつ刻んだリレーが奏功。9回を無得点に抑えた岩貞が、“奮投”。29日に続く白星で4勝目。
「抑えるにしても打たれるにしても、自分のベストボールと思って投げた。三つのアウトを取ることに集中した」
二死から四球を出しても慌てず、勝ち越し劇につなげた。
「何連投になってもやるしかない」
という強い覚悟を持ち、与えられた新たな働き場で戦う。ちょうど今季半分の60試合を終え、29勝28敗3分け。貯金「1」で、前半戦を折り返した。



「見逃すという気はなかったので、狙い球、コースを絞って、思い切っていきました」
この日はここまで4打席ノーヒットの大山が、二死一、二塁。3ボールからの4球目だった。甘く入ってきた直球をはじき返したというより、どちらかというと打ち損じたようだ。打球は前進守備の外野を越えて、右翼手のグラブをすり抜ける勝ち越しの三塁打となった。その大山の一打を、
「思い切りも何も、決めなあかんしね」
と、期待値も込めて評した矢野監督。

◇華麗な先制パンチが決まったのは、初回だ。近本の内野安打と糸井の四球で一死一、二塁の好機。6球目、高めに浮いた143キロ直球をフルスイング。打球は長い滞空時間を経て、左中間席に到達。主砲・サンズが、右腕に食らわした痛烈な一撃。堂々と胸を張って、ダイヤモンドを一周し、ベンチ前では決めポーズの「ハッピーハンズ」で仲間と喜びを分かち合った。日に日にサンズの頼もしさは増すばかりだ。

秋山、悔やまれる被弾。
「5回を抑えなければ勝つことはできない」
悔やまれるのはその5回。安打と、ボーアの失策などでまねいた二死二、三塁から、同点の3点本塁打を喫した。終盤は継投策に入り、3-3の7回は岩崎を投入。28日の同カードでサヨナラ打たれた上本に、きっちり意趣返し。1回1安打無失点に抑えると、8回はガンケルが、
「同点の緊迫した場面で、3人で抑えることができて良かった」
と、1回無安打無失点と好投した。夏場のフル回転が続いている。



○<広島3-5阪神>◇30日◇マツダスタジアム

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