新4番・森下翔太、今季初アーチは逆転2ラン!

┌ \ ☆ 鼓動を鳴らせ。虎道を進め ☆/ ┐

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新4番・森下翔太、今季初アーチは逆転2ラン!

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○<広島2-3阪神>◇29日◇マツダスタジアム
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投手陣でつないで、競り勝った

■逆転勝ちで連勝。元投手らしい藤川監督の色が出た大胆な6人継投。投手陣でつないで競り勝った大きな白星。試合後の藤川監督も、
「開幕2日目でブルペン陣がつないで勝利を取ってきた。チームとして強くなっていくという部分では、今日は大切に大切にゲームを送った上で、ゲームを取れたというのは非常に大きい」
早め早めの継投に踏み切る準備をしていたはず。言ってみれば、ブルペンデーだ。

4回から点の奪い合いとなり、1点を追う6回二死二塁。今季から4番を任される森下翔太が、床田の内角直球を捉えて左翼スタンドへ今季1号。主軸の仕事を果たす逆転決勝アーチとなった。
「チャンスで来ることを想定しながら、常に練習から、ネクストからやってきたので、想定内のことが起きたなって」
と話すと、スタンドはざわめきに満ちて大盛り上がりとなった。森下は続けて、
「あとは自分のバッティングをするだけだったので。風も吹いてくれていたので、角度も良かったので、入ってくれて良かったです」

前川右京が、連日の快音。今季初マルチ安打。
「開幕戦より良かった。徐々に良くしていけるように」
5回に右翼線二塁打でチャンスメークし、3回に犠打失敗反省・木浪の中前打で頭から滑り込んでホームイン。
「セーフになってよかったです」

初の開幕ローテ入りとなった富田が、4回5安打1失点と粘投すると、
「4回で降板したのはすごく悔しいですけど。野手もピッチャーもつないでくれてゲームに勝てたので。次の登板に向けてしっかり準備したい」
5回から早くも動き、リリーフ陣を投入した。育成ドラフト1位の工藤泰成は、ホロ苦デビュー。
「気持ち入れ直します」
3連続四球で押し出し1点を失い、藤川監督はというと、
「問題ないと思って。そういう展開もある」
と、広い視野を持って初舞台を踏ませたようだ。
3番手・及川が火消し。さらに、6回から登板した4番手の石井大智がイニングをまたいで、2回1安打無失点の力投。
「1イニング目を投げ終わって『次もいくぞ』ということだった」
続いて、ハビー・ゲラ、連投となった岩崎優の4投手がゼロを並べた。藤川監督は岩崎のクローザー起用こそ明言しているが、勝ち試合の終盤を任せる投手については開幕前に、
「天気、季節と一緒で、いろんなものがありますから」
と、固定化をしない方針を示した。試合の流れ、相手の出方、選手の状態を見極め、臨機応変にふるう采配こそ、球児流。

マルチ安打&6投手リード、坂本誠志郎が攻守に貢献、
「こういう試合をいかに勝ち切れるか」

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