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佐藤輝、テルモード(量産態勢)に入った!
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○<中日1-3阪神>◇16日◇バンテリンドーム
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「本当に伏見がよく引っ張ってくれましたね」、藤川監督
■佐藤輝の逆転2ランで、3カード連続の勝ち越し。
1点ビハインドで迎えた7回無死一塁から、佐藤輝が逆転2ランを放った。初球、中日の柳が投じた真ん中高めチェンジアップを捉えた。バックスクリーン右へ飛び込む21号だ。天敵の柳から62打席目で、初めて本塁打。直近5戦5発の量産態勢。
6回まで、打線は相手右腕に無安打。出塁は、初回と4回の2度だけ。三塁すら踏むことができず、完全に沈黙していた。重苦しい雰囲気も、佐藤の豪快弾で吹き飛ばした。
「特に無安打とか気にしてなかったんで、狙いを絞っていきました」
先頭の森下翔太が死球を受けて出塁。柳の初球、高めチェンジアップを右中間スタンドへ運んだ。打った瞬間確信の21号2ランで逆転した。8回は先頭で代打出場の浜田太貴が、移籍後初アーチの今季1号ダメ押しソロ。わずか3球で追い込まれたが、4球目の外角低めチェンジアップを左翼ウイング席へ運んだ。
「3番からの攻撃はなかなか点が入らんのや」
という持論の岡田顧問だが、森下から始まる7回の攻撃で、
「この回がポイント」
と、語った通りに試合が動いた。
「森下をまずは出さないこと。しっかり勝負するかどうか」
と、岡田顧問は注目したが、カウント3―1から肘付近をかすめる死球で出塁。森下の死球は、両リーグ最多の12個目。直後に、佐藤輝が初球チェンジアップを右中間に逆転2ランした。岡田顧問は、
「ほらね。こうなる。森下を出したところで投手コーチを行かせた方が良かった。オレが監督のときもヤバいと思ったら行け、と投手コーチには言っていた。打たれる前に行かさないと。どう攻めるか伝えて、打たれたら投手コーチの責任ということにしないと」と、森下を出塁させたことが佐藤輝の本塁打につながったと指摘した。打った佐藤輝も立派だが、被安打ゼロの柳を追い詰めたのは、無安打の森下だった、という点が面白い。強力コンビは打っても、打たなくても、相手にプレッシャーをかけ続けている。
大山悠輔の好判断で、窮地を脱した。佐藤の2ランで2-1と逆転した直後の七回。3番手の工藤が2つの四球で二死一、二塁とピンチを背負う。続く細川の放ったゴロは三遊間深くへ。遊撃の小幡が処理してノーステップで一塁に送球した。このプレーで中日の二塁走者・土田はそのまま三塁を蹴って本塁へスタート。これを見た一塁の大山は一塁ベースを諦めて前に出て捕球し、そのまま本塁に送球。ヘッドスライディングで突っ込んできた土田を伏見がうまくタッチし、アウトに仕留めた。中日ベンチからリクエストの要求も、リプレー検証でも覆らず。ベテランの視野の広いプレーが、1点を防いだ。
投げては、先発の伊原陵人が5回を2安打1失点。本調子のマウンドではなかったが、きっちり要所を締めて先発の役目を果たした。5回93球と球数がかさみ、6回先頭の打席で代打・福島が送られて降板となった。味方の援護にも恵まれず、2登板連続での白星とはならなかった。
「ストライク先行でカウントを作ることができず、球数がかかってしまったり、狙い球を絞られる場面もありましたが、最少失点で粘ることができたのはよかったと思います」
6回以降は、継投策でリードを守り抜いた。木下はプロ2年目、通算27登板目にして初勝利を手にした。1点ビハインドの6回に2番手で登板。先頭の村松に四球を与えたものの、サノーを一邪飛、石川を遊ゴロ、石伊を空振り三振に仕留めて無失点。直後の7回に佐藤輝の2ランで逆転に成功し、木下に白星がついた。
「うれしいです。試合を左右するところで投げさせてもらってるんで、とりあえずゼロ(に抑える)っていう意識で投げただけ」
工藤、岩崎と続き、ドリス(15セーブ)が締めた。
、
試合後の藤川監督は、「のらりくらりとピッチングを展開するところが見て取れて。ピッチングのうまさにやられている感じがありましたけど、やっぱり、佐藤がね、しっかりとそれをたたいてくれましたね」
と、たたえた。プロ初勝利を挙げた木下に、
「どんどん伸びていってもらいたいところはもちろんありますしね。ただやっぱり、伏見が本当によくゲームを引っ張ってくれているのを強く感じるので」
伊原、木下、工藤の若い投手をリードした伏見への賛辞を惜しまなかった。
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●<中日6-5阪神>◇15日◇バンテリンドーム
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■今朝丸裕喜、4回6安打4失点、ほろ苦プロ初先発。藤川監督は、
「寝られないでしょうね、今夜は」
と話した。
「1球が、チームの勝ち負けを握る」
と、厳しさを伝えた。2番手・津田淳哉は5回を無失点に抑えるも、6回先頭の石川昂にソロ本塁打を献上。7回に登板した3番手・石黒佑弥も二死一、二塁で石川昂に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。4番手・新加入した最速164キロを誇る左腕・セベリーノが“虎デビュー”、来日初登板で3人斬り。
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