
┌ \ ☆ アレ目指して…! ☆/ ┐
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
└───━•♠︎•♥︎────♦︎•♣︎•━─────┘
佐藤輝、この一発を待っていた!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○<阪神4-1中日>◇17日◇甲子園
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
西純矢、大車輪の活躍
■前半戦、快勝締め。連敗を3で止め、貯金11で堂々の首位ターンだ。不振の佐藤輝が、連敗止める先制10号3ラン。西純矢、2カ月ぶり3勝目。初めて坂本とバッテリーを組んだ。
先頭の森下が左前打で出塁。一死からノイジーが四球で一、二塁。大山が倒れ、二死となって、打席には佐藤輝。
「打ったのはストレート。初回でしたし何とかランナーを還して先制点が欲しい場面だったので思い切ってスイングしました。いい感触でしたし久しぶりのホームランで気持ちよかったです」
一軍復帰後の打率が1割を切る打撃不振に苦しんでいたスラッガーは、右中間席へ目の覚めるような豪快な先制10号3ランをたたき込んだ。
お立ち台では笑顔は控えめで、神妙な表情。大歓声に、
「本当にありがたいですね」
と、実感を込め、
「打った瞬間、いい手応えでした。久々だったのでどういう表情で走っていいか分からなかったが、嬉しかったです。打ってない時もタオル掲げていただいて、応援のおかげで打てたと思います」
球団新人の3年連続2桁本塁打は、岡田監督に並ぶ快記録。それでも、
「嬉しいですけど、もっともっと積み重ねていけるように頑張ります」
1本出たものの、岡田監督は楽観視していない。
「今、そんな期待できひんよ、今のバッティングの調子で。絶対良くなるていう保証を俺はよう言わんよ、はっきり言うて」
先発の西純矢は、7回9安打1失点。
「中継ぎも経験したりして、ようやくここに戻って来れたかなと。(歓声は)最高に気持ちいいです」
毎回のように安打を許し、苦しいピッチングが続いたが、粘って、3回の1失点だけにとどめた。2回には適時打を放ち自らを助け、5月14日DeNA戦以来、約2カ月ぶりの3勝目を挙げた。
◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●<阪神0-3中日>◇16日◇甲子園
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■打たな勝てんやんか、伊藤将が、7回7安打3失点で中日戦プロ初黒星を喫した。メヒアの前にたった3安打で、今季11度目の完封負け。これで外国人投手との初対戦で3連敗。
岡田監督がプッツン。不振の佐藤輝の処遇について問われて、
「そんなん新聞社に言うことじゃないやろ」
◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●<阪神4-6中日>◇15日◇甲子園
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今季10度目の延長戦を落とした。4-2と2点をリードした9回に岩貞が同点打を浴びると、延長10回に馬場が勝ち越し打を許した。この日はクローザー・岩崎優がコンディション不良で登板を回避。「守護神不在」で喫した激痛の1敗。
延長10回二死一塁から二塁への正面のゴロがイレギュラーし、中野がポロリ。続いて、右前適時打で勝ち越された。さらに右翼手熊谷の本塁への返球が打者走者大島に当たり、ボールが転々とする間に一塁走者の生還も許した。
ベンチで苦笑いする岡田監督の目は笑っていなかった。13日のDeNA戦まで14試合連続で無失策を続けていたが、大事な場面で2つも失策が出た。中野は、
「自分のミスで負けたみたいなもんです」
と、言葉を絞り出した。今季延長戦は4勝3敗3分けとなった。
◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●<阪神0-4DeNA>◇13日◇甲子園
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■大拙攻。村上、DeNA戦は初先発。伏兵に痛打された。ただ、6回7安打3失点にまとめ、雷雨により開始が39分遅れたゲームでも集中力は切れていなかった。チームは今季10度目の0封負けで、そのうち村上が先発時は4度ある。打線の援護にも恵まれず、5敗目だ。
9安打を放つも、あと1本が出ず。6度の得点圏で、9三振とバットがクルクル回った。6番・佐藤輝は4回、6回と2度の好機で2打席連続の空振り三振。終盤8回に右前打を放つも、5日の再昇格後は打率1割1分5厘と低空飛行。
◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖◆◆❖◇◇❖