┌ \ ☆ 熱覇(ねっぱ) ☆/ ┐
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下村海翔、3年目にしてプロ初勝利!
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○<巨人2-3阪神>◇11日◇東京ドーム
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坂本誠志郎、起死回生の逆転2ラン! 下村海翔、5回4安打2失点の力投。
■接戦を制して、首位攻防戦3連勝を飾った。2位の巨人とのゲーム差は、「3」に広がった。先発した下村海翔は3回に中山から先制2ランこそ浴びるも、4、5回に背負った得点圏のピンチは見事に切り抜けて5回2失点で降板。高橋遥人が13日、出場選手登録を抹消され、代わって、下村海翔が出場選手登録された。
4度先発し、壁に阻まれてきたが、伝統の一戦でついに1勝をつかみとった。立ち上がりは完璧だった。巨人の上位打線を抑え込み、2回まで完全投球。三回に中山に先制2ランを許したが、決して崩れなかった。4回、無死二塁のピンチを招くもダルベックを見逃し三振。一死一、三塁とするもキャベッジを空振り三振、石塚の投直を神反応で捕球し、ピンチを脱した。
佐藤輝の3戦連発。2点を先制された直後の4回。先頭で打席に立った佐藤輝は1ストライクからの2球目、西舘の内角高め146キロを捉えた。打球はあっという間に、右翼スタンド中段に飛び込んだ。佐藤輝はスイング後、本塁打を確信したかのように打球の行方を見ることなく、一塁へ駆け出した。
1―2の6回には、一死一塁で坂本誠志郎が起死回生の逆転6号2ランをたたき込み、下村に勝利投手の権利を発生させた。
「打ったのは、フォーク。下村が頑張って良い投球をしてくれたので、良い場面で打つことができてよかったです」
ベンチの下村は、子どものように拍手して喜んだ。近くに坂本が腰を下ろすと、下村は帽子に手をやって、
「ありがとうございます」
と、一言。坂本も、笑顔でうなずいた。
6、7回は木下里都が魂の回またぎで、2回無安打無失点と快投。坂本の2ランで逆転に成功した直後の6回に、登板。巨人のクリーンアップと対するタフなマウンドとなったが、先頭の泉口を1球で二ゴロに。4番・ダルベックをフルカウントからフォークで空振り三振に斬ると、5番・大城もフォークでバットに空を切らせて三振に仕留めた。木下は3試合連続無失点。今季26試合に登板して防御率2・10と救援陣に欠かせない存在となっている。8回は岩崎優が一死一、二塁を背負ったが、4番のダルベックを併殺打に仕留めた。9回は、新「クローザー」・工藤泰成が三者凡退に抑えてゲームセット。
「しっかり勝ち切れたことは、良かったと思います」
下村海翔が、力投。7月2日の中日戦でプロ初先発。ここまで4試合に先発も、白星には恵まれていなかった。1年目の24年には右肘のトミージョン手術を受け、リハビリを乗り越えて今季待望のデビューを果たした背番号19が、伝統の一戦で記念の1勝を手にした。ヒーローインタビューでは、
「時間がかかってしまったが、一軍で勝つことを目標に頑張ってきたのでうれしいです」
と、喜びのコメント。スタンドで観戦する両親への言葉を求めれると、
「ヤバイ…」
と言って、目頭を押さえた。
「ずっと、入団してから心配ばかりかけたんですけど。家帰った時も野球の話とかせずに見守ってくれてたんで。たぶん、僕より心配してくれた。時間はかかったが何とかきょう勝てて良かった」
と、言葉を紡ぐと、涙でぬれた瞳をぬぐった。藤川監督は、下村海翔にさらなる期待を寄せた。
「ホームランは打たれたし、その部分がまだまだプロ野球の勉強の部分ですけど、ピンチのしのぎ方はすごくこのゲームで生きましたから。よく5回まで行ってくれました」
試合後、藤川監督は会見の最後に、初回の森下への死球について、
「勝負事なのでいろいろあると思うが…」
と、問われると、
「仰る通りです」
と、回答。
「お疲れさまでした」
と続け、会見を終えた。この日は初回に森下が、巨人・西舘の146キロが背中を直撃する死球を受け、ベンチから藤川監督ら首脳陣が飛び出した。トレーナーらと本塁付近に駆けつけ、藤川監督は球審に声をかけた後、巨人ベンチに向かって強い口調で抗議した。森下は12日の試合でも本塁打後の第3打席で死球を受けており、阪神ファンからは大ブーイングが飛んだ。ダッグアウトに戻った藤川監督はベンチを蹴り、怒りを露わにしていた。
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