
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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井上、プロ初V打!
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○<ヤクルト0-4阪神>◇28日◇神宮
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大竹、ハーラートップタイ3勝目!
■2戦連続の完封勝利でヤクルトを下し、貯金を「3」に増やした。投打がガッチリとかみ合う展開に岡田監督は、「さえてるよな」
と、演出した坂本のリードを絶賛。打線についても、
「6、7が打てば点になるよな」
“履正社コンビ”機能で、速攻3点。首位を走るDeNAはこの日も勝って5連勝。2位阪神も食らいついていきたいだけに、負けてはいられない。
大竹が5回無失点の好投で、今季3勝目を挙げた。リリーフ陣も6回、7回を石井が1安打無失点と好投。8回を岩崎、9回をK・ケラーとつないでヤクルト打線をシャットアウトした。危なげなく無失点リレーで、今季4度目となる完封勝ちを収めた。
「正直状態自体は良くはなかったですが、良くない中でどうやったら抑えることができるのか、(坂本)誠志郎さんと話しながら、諦めずに1人1人勝負できたことは良かったと思います」
と、大竹。ヒーローインタビューでは、
「目の前の1人1人を集中して。3勝は素直にうれしい」
先発投手陣に欠かせない存在となっており、
「攻める気持ちを忘れなかったことがよかった。初回に3点をとってもらって楽に投げられました。助けられた勝ちだと思う」
早大時代に日本一にも輝いた思い出の神宮に、
「すごい思い入れのある球場。良いイメージを持って臨めました」
打線もかみ合った。前日27日の巨人戦は19安打15得点で大勝。勢いそのままに先制点をもぎとった。井上が2試合連続タイムリーで、先制点をゲットした。初回二死満塁、佐藤輝の四球の直後の初球だった。
「打ったのは、ストレート」
左前2点適時打。前夜3安打4打点の大暴れの勢いそのまま、2試合連続安打を決めた。坂本も、攻守でチームの勝利に貢献した。井上の左前2点適時打で先制した直後に、中前に運んで追加点。井上は履正社高の後輩だけに、
「(ヤクルト・高橋に対して)コンパクトにいこうと話してたので、それが良かったのと、後は前に頼もしい後輩がいるので、真似して打ちました」
と、殊勲の1本を称えた。
守備でも、先発・大竹から4投手をリードして2線連続の完封勝利を呼び込む好リード。マスクをかぶった試合は今季6戦6勝となり、
「この球場は1点でも多く取りたいし、1点でも少なく防ぎたい。その思いで何とか」
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