フル出場・森下翔太が逆転2ラン! 

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フル出場・森下翔太が逆転2ラン! 

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○<ヤクルト3-7阪神>◇1日◇神宮
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伊藤将、雨のち快投で384日ぶり勝利

■3連勝を飾り、単独首位に浮上した。計1時間以上の中断を挟むなど、4時間を超える熱戦を制し、3連勝。森下翔太の逆転2ラン。伊藤将、今季初勝利。今季最多貯金12。

先発・伊藤将司は苦しみながらも、なんとか試合を作った。5回3失点で降板、今季初勝利。この日はゲリラ豪雨の影響で2度、計75分間の中断が2度もあるという先発投手にとっては、非常に難しい試合だった。2回の登板中に中断があったが、再開後の先頭打者・塩見を三振でしのいだ。ヤクルトに傾きかけた流れを止めた功績は、大だ。1回の中断も、相手先発の登板中だったが、伊藤将もこれからの出番に向けて肩を作っていた時間帯。投手は、余計な間を嫌う。うまく乗り切った伊藤将には、高い経験があった。勝ち投手は、
「勝手についてくるもの」
それでも、いざ手にすれば、
「やっと取れたのは、うれしい」

打線が活発だった。初回、二死からチャンスを作ると、大山の打席途中でゲリラ豪雨に見舞われ33分間の中断。難しい局面になったが、中断明けでも高い集中力を見せ、2点適時二塁打で先制。前夜のヒーローが、まずは試合を動かした。

帰ってきた男が、豪快なアーチをかけた。森下翔太の25号2ランで再び逆転した。
「打ったのはカットボール。中断がありましたが、試合展開としては逆転された次のイニングだったので、後ろにつないで1点、という意識が最高の結果につながったと思います」
3-4と逆転された直後の3回一死一塁。高橋の初球、140キロを完璧に捉え、虎党の待つ左翼スタンドに運んだ。打った瞬間に確信した。左翼手も追うことを諦めるほどの豪快2ラン。今季初の逆転弾が決勝打となった。さらに。このアーチが節目のシーズン100安打目。プロ2年目の24年から、3年連続で3ケタに乗せた。

坂本誠志郎、雨あられの4安打。
「(先発の伊藤)将司が粘って投げてくれたので、良い場面で打つことができてよかったです。試合が終わるまで集中力を切らすことなく頑張ります」
4-3の6回、高橋の初球151キロ直球を虎党が待つ左翼スタンドへ放り込んだ。伊藤将の白星を援護するダメ押し3ラン。降雨で2度の中断を挟む難しい展開となったが、
「個人的には一回考える時間ができたのは、僕にとってはよかった」
と、中断を有効利用をした。

6回から、2番手で木下里都を起用した。先頭打者の増田に右前打、続く赤羽に左前打を許して無死一、二塁のピンチを招いた。だが、内山を右飛、鈴木叶を空振り三振に仕留めて二死とした。ここでヤクルトは代打の宮本で勝負に出た。阪神も及川雅貴を起用。フルカウントから外角へストレートを投げ込み、見逃し三振。ピンチを切り抜けた及川は、ガッツポーズを決めた。
「キャッチャーを信じて、気持ちで投げました。継続していければいいかなと思います」

8回から4番手で工藤泰成が登板。
「本当に大事な試合でしたし、中断もあった中で集中力を保ちながら投げられたと思います」
午後10時をすぎて、鳴り物入りの応援は終了。これまでとは違う声援が送られる中、今季33試合目の登板となった。先頭サンタナに遊内野安打を許すも、増田を遊ゴロ併殺打に仕留めて二死。赤羽に四球を与えたが、内山を中飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

4点リードの9回に、岩崎で逃げ切ることできず。先頭・鈴木叶に四球、続く石井巧は空振り三振にとったが、岩田、長岡に連打を浴びて一死満塁になった。ここでドリスを起用せざるを得なかった。当然のことながらベンチは、岩崎で「ジ・エンド」にする計算だったはずだ。だが塁が埋まって、制球が定まらず、球威を感じていないヤクルト打線を考慮した場合、ドリスへの交代は仕方がなかった。

藤川監督は、名前を挙げていた木下と工藤、2試合連続の登板。
「2試合連続で登板するのは誰でもする可能性があるので、まあとにかく今日は総力戦という形で、一つずつのアウトを、とにかく27個のアウトをみんなでよくとってくれたと思いますね」

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