近本、延長10回決勝打!

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   タイガース、新時代へ

 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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近本、延長10回決勝打!

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○<巨人1-2阪神>12日◇東京ドーム
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村上が7回完全の好投で、巨人戦今季初勝利呼び込む

■1-1の同点で迎えた延長10回一死三塁に、近本の適時打で勝ち越し。打席の近本はバットを短く持った。代わった高梨に対して、フルカウントから6球目。
「打った瞬間にどこいった?と思って。あ、あそこかって」
と、苦笑いで振り返ったが、内角球に詰まりながらも執念で左前に運んだ。最後は、湯浅が締めて勝利を飾った。

岡田監督の采配、裏目。3年目の村上が、2年ぶりの先発で快投を見せた。立ち上がりからキレのいい直球と変化球を駆使し、巨人打線をほんろう。7回まで一人の走者も許さないパーフェクト投球を続けるも、8回の攻撃で代打を送られ降板した。
「試合前から(坂本)誠志郎さんとも『丁寧に投げていこう』と話をしていましたし、うまくリードしてもらいながら自分らしい投球ができたと思います。特に四球を出さずに投げられたことが一番ですし、テンポ良く投げることができてよかったです」
近本とは同じ淡路島の後輩。なんとかプロ初勝利を届けたかったが、
「それが結果とつながらないのも野球」

一死から岡田監督は村上の打席で、代打・原口を投入。「ええー」と虎党から声が上がった。それでも村上はプロ初の勝ち投手の権利を持って降板。中継ぎ陣に後を託したが、リリーフの石井が、初球を岡本に左翼席へ運ばれ同点。プロ初勝利は持ち越しとなった。

「悩まなかった。完全試合での継投は初めて。あと2点くらいあったらな。いかせたかもわからん。(村上は)6回までいってくれたらいいと思っていた」
村上の交代決断について、
「初めてやったんでね、完全試合の継投というのは。あそこまで投げたら合格点。あとは後ろの勝ちパターンのピッチャーでね。みんなで完全試合いうのも頭によぎったんでね。あの1球はちょっともったいなかったけどね。当然、次も先発やらさないといけない」
とし、被弾の石井については、
「次は失敗のないようにしてくれたらいい」

ノイジーが、4回に左翼スタンドへ豪快な1号ソロを放った。
「良いスイングができたね。チームとしてまず先に点を取ることができて良かったよ。このままリードして試合を終えることができるように、この後もチームに貢献したいね」
0-0の4回先頭で迎えた第2打席だった。初球、145キロを一閃!打った瞬間、スタンドインと分かる打球は阪神ファンの待つ左翼スタンド上段で弾んだ。

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●<巨人7-1阪神>◇11日◇東京ドーム
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岡田監督が嘆きのオンパレード、「見ての通りやんか」

■8回、中野がチーム42イニングぶりの適時打を放ったが、直後に浜地が2本塁打を喫して、大敗した。西勇輝は一回、ノイジーの失策もあり、先制点を許し、7回二死満塁で2点打を浴びて降板した。D1位・森下は3試合ぶりのスタメンで無安打。不振にあえぐ佐藤輝もノーヒット。チームは5試合連続で1得点以下。

浜地は3試合連続失点で、二軍降格が濃厚となった。一死しか取れないまま4失点で降板した。1イニング2被本塁打は自身初で、ベンチで涙を浮かべる場面も。不調の要因について
「分からないです…」

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△<阪神1-1ヤクルト>◇9日◇甲子園
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佐藤輝、「打てんかったら、外すよ」

■奮闘の投手陣をよそに、打線が拙攻の繰り返し。3三振と、ブレーキの佐藤輝。早くも我慢の限界?、岡田監督。再三の好機で快音出ず、今季初の引き分け。1-1の同点のまま延長12回までもつれたが、試合を決めることができなかった。徒労感いっぱいに、
「拙攻のゲーム」
と、吐き捨てるように言った。

先発した才木が、圧巻の奪三振ショーをみせた。初回に3者連続三振を決めると、4回までで毎回の9奪三振。6回は2死から村上を外角フォークで空振り三振に斬り、プロ初の2桁奪三振を達成。7回は2死一、二塁から代打川端に右翼線への同点適時二塁打を許し、この回で降板。18年8月22日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となるプロ最長の7回を投げ1失点と好投した。

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