高橋遥人、初の交流戦勝利!

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高橋遥人、初の交流戦勝利!

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○<ロッテ0-1阪神>◇29日◇ZOZOマリン
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アイブラック・立石正広が、15打席ぶりヒット。交流戦初安打

■交流戦初勝利。高橋遥人が虎の子の1点守り抜き、8回2安打無失点 自身初の交流戦勝利。敵地で今季最長だった連敗を3で止め、首位を守った。藤川監督は、
「決定打がない状態ですからね。球際強くやってくれましたね」
完封勝ちは、23日巨人戦(東京ドーム)以来今季11度目。

スタメン、指名打者は7番・福島 「3番・右翼」に佐藤、「4番・一塁」に大山、ドラ1立石は「6番・三塁」。先制は、阪神だった。0-0で迎えた2回、立石正広が、ロッテ先発田中に対しファウルで粘り、7球目の149キロ外角直球を振り抜き三遊間を抜ける左前打を放った。
「右ピッチャーが多かったので、踏み込みながらしっかり向かっていくイメージでいきました」
一塁上でベンチのナインへ、両手を挙げて応えた。注目されたのはアイブラック。試合後、真相を聞くと、
「気分転換にテルさんにやってもらって」
と、明かした。人生で初めてつけたという。

佐藤輝と森下はアイブラック兄弟として虎党から認知されているが、これで3兄弟になる可能性が浮上。交流戦開幕後は安打が出ていなかったが、
「周りのいろんな先輩方がしっかり声を掛けてくれたので、前を向いてできたと思います」
ルーキーが4試合、15打席ぶりに安打を放つと、一死一塁から伏見寅威が右前打でつなぎ、熊谷敬宥が四球で出塁。一死満塁から中野拓夢の二ゴロの間に先制点をもぎとった。
「もちろんヒット打って点を取れたら良かったが、守備隊形を見て、ある程度内野ゴロでも、どんな形でもいいから1点を取ろうというふうには思っていた。泥臭く点を取るのも大事」
美技も連発。中野拓夢、熊谷敬宥の二遊間コンビが、好守披露。

「がんばれハルト!」の大声援。先発・高橋遥人が、また快投。先発の高橋は8回2安打無失点の好投で、リーグトップに並び自己最多の無傷の6勝目。
「いや、まあ交流戦とかあんま関係ないですけど、えー、めっちゃうれしいです」
106球で降板となり、プロ9年目で交流戦初勝利とした。「交流戦」と長らく無縁だった。投げたのはプロ2年目までの18年と19年だけ。交流戦の記憶ははるか遠くにかすんでいる。翌20年が長く苦しいトンネルの始まりとなった。左手中指に力が入らなくなった。のちに尺骨を縮める大手術につながる症状だった。

キャッチボールもままならない。相手が捕れるか捕れないかという範囲に全てすっぽ抜けた。異常を察してから約2週間後、キャッチボールを撮影してもらった。その動画は、今もスマホに残している。
「今でも、たまに見ます。見ると、やっぱり異常があったんだなあと思いますね」

敵地のファンが驚いた。高橋遥人が、完封ペースで突き進んでいた8回。先頭の池田を追い込み、4球目は内角に鋭く食い込む141キロのカットボールを投げた。これを右打者の池田が空振りしたが、投球がそのまま腰あたりを直撃。池田は一塁に走ろうとしたがルール上はボールデッドで、その場で三振が成立した。あまりの鋭い曲がりだから起きた珍事。終盤でも衰えないスーパー左腕の威力に、千葉のファンはしばらくざわついていた。

薄氷セーブ、ドリス(7セーブ)。結果論ではなく、代えるべきだとみていた。高橋はもう限界がきていたとみていた。藤川監督は、
「何度も打ちのめされた過去があるでしょうけど、その経験を自分で何回も解決して、またこのゲームで(経験を出してくれた)」
2019年6月6日・ロッテ戦。先発・高橋遥人が5回2失点でリードを保って降板した。だが9回に登板したドリスが同点に追い付かれ、左腕の交流戦初白星が霧散。チームは延長戦を制して自身が勝ち投手になった一戦だった。相手も球場も、7年前と同じ状況だった。

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●<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-4日本ハム>◇28日◇甲子園
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■プロ初先発した2年目・右腕の木下里都は、4回5安打3失点だった。3点を追って迎えた9回。一死走者なしの場面で、佐藤輝はこの回からマウンドに上がった柳川の初球を叩いた。変化球を見事にとらえると、打球は甲子園の雨空を切り裂いてライトスタンドに飛び込んだ。その後が続かずに敗れ、交流戦開幕シリーズで3連敗。それだけに、佐藤の一撃は落胆するファンにとって希望の光にもなった。

日本ハムに3連敗を喫した裏で何が起きたのだろうか。それは、伊藤に完封負けを食らったカード初戦に突き当たる。しつこくインコースを攻め続けられて、阪神打線はポイントを狂わされてしまった。それが2戦目も、この3戦目も続いたということだ。それは森下、佐藤、大山のクリーンアップをはじめ、チーム全体に言えることだった。ほとんどがポイントを見失ってしまっていた。そういうふうに見えた3連敗だった。

打者はインコース攻めに対応するためにポイントを前にもっていく。日本ハムのバッテリーは同じ球を続ける傾向にあったが、インコースを意識させられるあまり、今度はアウトコースの変化球を振らされた。そしてストレートのポイントまでもおかしくなった。立石正広、スローダウンで「出場枠争い」再燃。14打席ノーヒット。

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●<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-5日本ハム>◇27日◇甲子園
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■拙攻拙守で交流戦連敗、今季最多タイの3併殺。2年ぶりの交流戦連敗スタートで、3カードぶりの負け越しとなった。大竹は5回4安打3失点、72球で降板。連日の接戦で、リリーフが失点する展開。森下翔太が反撃12号も、連日中継ぎ踏ん張れず。立石、2試合連続で快音なく10打席連続無安打。ディベイニーも大きな1本。

藤川監督は、
「展開1つでしょうね。いい展開に持ち込むことができれば、うまく流れるし、まだその時期じゃないというところですね」

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●<日本生命セ・パ交流戦:阪神0-4日本ハム>◇26日◇甲子園
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■今季3度目の完封負け。プロ初の2番・立石正広の連続試合安打もストップ
「甘い球もあったと思うので、しっかり振り負けないパワーがなかった。最後になって変な力みとか焦りが出た部分もあった。勉強かなと思います」
先発した西勇は、6回5安打1失点と好投。六回にレイエスにソロ本塁打こそ浴びたが、要所を締める投球で先発の役割を果たした。しかし、2番手の工藤が七回にピンチを招くと、スイッチした桐敷も日本ハム打線の流れを止めきれずこの回一挙3失点を喫した。桐敷がファームに合流。

打線は昨季の沢村賞投手・伊藤大海に、大苦戦。森下翔太 伊藤大海から唯一のマルチ安打も呼ばず。

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