
┌ \ ☆ アレ目指して…! ☆/ ┐
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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ついに出た、佐藤輝が95打席ぶり本塁打!
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○<日本生命セ・パ交流戦:阪神4-1ソフトバンク>◇16日◇甲子園
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原口、代打V撃。今季初の適時打が、値千金!
■長いトンネルを抜けた。佐藤輝が、95打席ぶりに本塁打を放った。1点リードの6回、ソフトバンクのベテラン左腕和田から右翼席への9号2ランを放った。今季最多4万2631人が入った甲子園はもう、フェスさながらの大熱狂だった。
岡田監督は1点を追う4回一死満塁で、同点の中犠飛を放ったミエセスを直後の守備から交代させていた。だが、6回二死一塁から、ミエセスに代わって2番手で登板していた島本に打順が巡ると、岡田監督は原口を投入。2-2からの6球目を左中間に運んで勝ち越し点を奪い、さらに佐藤輝の右越え9号2ランを導いた。
来日初先発となったビーズリーは、制球の定まらなかった1回に1点を先制され、球数も79球とかさみ、4回4安打1失点で降板。その後は島本、加治屋らでつなぎ、ソフトバンクの攻撃をかわした。島本、1937年景浦以来の球団タイ記録。今季2勝目で、足かけ10年デビュー7連勝。
新勝利の方程式が、いきなり決まった。最後は、この日出場選手登録を抹消されたストッパー湯浅に代わり、
「よかったです。こういう試合を増やしていきたい」
岩崎優が締めくくった。
「最後はもう岩崎しかいないし、その前に岩貞もね、復帰してからすごく内容のいいピッチングをしてくれているんで、あの辺は安定しているところですね」
勝敗の分岐点だった。梅野の強肩、周東の足も、ソフトバンクの勢いも止めた。直後の勝ち越しお膳立て。原口が、今季初の決勝打で逆転勝利の立役者となった。
「なかなかいい場面でヒットが出てなかったですし、そういう中でいい場面で1本出て、少しチームに貢献できたのはよかったです。(中野)拓夢もよく走ってくれたと思います」
4回にミエセスの犠飛で同点とし、6回二死一塁から和田をつかまえた。代打・原口の左中間を破る適時二塁打で勝ち越すと、続く6番・佐藤輝が、5月19日広島戦以来となる9号2ランを右翼席へたたき込み、突き放した。
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●<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-3オリックス>◇15日◇甲子園
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■また悪夢…。痛恨の逆転負け。9回に3番手で登板した湯浅が、痛恨の2被弾で逆転を許した。岡田監督は試合後、
「もう投げさせられへん」
と、二軍降格を示唆した。伊藤将、またも白星消滅。
前川右京が甲子園初ヒットを放った。1点ビハインドの4回無死一、二塁。カウント1-1から直球を捉え中前打。中堅手がファンブルしたため、三走・大山が本塁に生還して、1点を返した。
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