
┌ \ ☆ 鼓動を鳴らせ。虎道を進め ☆/ ┐
┃タ┃イ┃ガ┃ー┃ス┃、┃新┃時┃代┃ヘ┃
★スポーツ紙、ななめ読み★
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大山、今季1号の決勝ソロ!
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○<DeNA2-3阪神>◇23日◇横浜
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大山悠輔、待望の今季初アーチ!延長10回に値千金の勝ち越し弾
■今季2度目の3連勝で、2023年8月以来のビジター7連勝。今季最多の貯金3とした。延長10回、一死から山崎のストレートを完璧にとらえると、打球は弾丸ライナーで左翼席最前列に飛び込んだ。表情を変えずにダイヤモンドを一周した大山悠輔。苦しんだ主砲に待望の一発だ。今季20試合目、85打席目の初アーチが決勝弾。
「本当にここまでチームのみんなに助けられてきた。自分が助ける番になりたいと思っていた。それができてよかったです」
と語った。盛大なコールには、
「まだ試合が終わっていなかったので。試合が終わった歓声が一番でした」
と明かし、
「チーム一丸となって勝ち取った勝利だと思います」
と、実感を込めた。藤川監督、
「いつか打つって、そんなもん」
ベンチでは、近本光司の祝福の仕方がファンの歓喜を呼んだ。ベンチ前でチームメートとハイタッチをかわすと、ようやく白い歯をこぼした。その後、ベンチに座ると、前にいた近本が大山のヘルメットを手荒くなでなで。同学年の2人が見せたやり取りが、ファンの歓喜を増幅させた。
電光石火の先制劇ではじまった。1回に先頭の近本が中前打で出塁すると、中野の犠打、森下の右前適時打で、わずか7球で先制に成功。3番に定着以降、8試合で打率・361、4打点と好調を維持するも、
「場面を整えてくれたので。自分はもう浮いた球を積極的に打つだけでした。内野も前進で外野フライでも、と。(気持ちの)余裕が詰まってもいいところに落ちてくれた」
1-1の4回には前川右京の二塁打で好機を演出すると、二死満塁から中野が一時勝ち越しの適時打を放った。その前川、今季は早くも3死球目。右膝付近に143キロが直撃し悶絶するも、自身の足で一塁へ歩みを進めた。
先発した門別は、6回途中2失点。
「6回に入ってから球が浮き始めた。そこをしっかりと投げ切れないといけない」
序盤はテンポのいい投球で凡打の山を築いたが、2-1の6回に四球でこの日初めて先頭の出塁を許すと、一死一、二塁の場面で2番手・桐敷にスイッチ。牧に適時打を浴びて、同点に追いつかれた。藤川監督、
「ギアを上げてくるのかな、というところの6回でしたけど、まだまだ若いので、あそこの辺りはチャレンジをさせなければいけないですよね。これはやっぱり、チームももちろんですけど、プロ野球選手として、彼がこれから素晴らしい投手になっていくためには、5回で降板をして勝つというのは、それはそのキャリアではないので。またチャレンジしてもらう」
ここ一番でギアを変える投球が、先発投手には必要。及川、石井、 ○島本(1勝0敗)、 S岩崎(8セーブ)。こういう試合を勝ち切れたことは、中継ぎ陣の頼もしさを感じる。藤川監督、
「うん、やっぱり徐々に、手放しで喜んではいけないですけど、形作りというところでは、テンテンテン(…)というところですね」
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