森下翔太、決勝2号2ラン!

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森下翔太、決勝2号2ラン!

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○<DeNA2-4阪神>◇24日◇横浜
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桐敷、プロ初セーブ

■森下翔太、打った瞬間拳突き上げる確信決勝2号2ラン。今季初4連勝で今季最多貯金4。藤川監督は試合後、
「そうですね。あのままゲームが終わるとは思っていなかったので」
と、逆転勝利を予感していたことを明かし、
「タイガース側としてはいい状態というか、ゲームの流れがいい状態なのではないかなと思います」

1点を追う7回だった。二死から1番・近本光司が左翼へ二塁打。続いて、中野拓夢が左前打を放ち一気に生還し同点。相手の失策もからんで、中野も三塁まで進塁した。

そして、なおも二死三塁で、3番・森下翔太が初球を振り抜き、左翼へ決勝の2号2ランを放った。森下にとっては開幕カードの3月29日広島戦(マツダスタジアム)以来となるアーチとなった。
「自分の持ち味は積極性なんで、ここで消極的になったらダメだと」
自分に言い聞かせて打席に入ったと振り返った。感触については、
「手応えはあったんで、やっと角度がついてくれました」
と、笑顔で振り返った。

岩貞が今季初勝利を挙げ、桐敷はプロ初セーブとなった。先発の富田蓮は初回に3安打を浴び2失点を喫すも、粘りの投球で5回7安打2失点。
「2回以降は粘りの投球ができたと思います」 
6回に登板した2番手の岩貞祐太が1回1安打無失点で、23年7月9日ヤクルト戦(甲子園)以来の白星となった。
「マジ? うれしいです」
漆原と続き、及川が2点リードの8回から登板。今季初の3連投、4試合連続登板となったが、先頭の牧を右飛。続く佐野を二ゴロ、宮崎も空振り三振に仕留めて三者凡退。わずか13球で任務を遂行した。

2点リードの9回に上がったのは、守護神・岩崎ではなく桐敷だった。藤川監督は、
「彼にとっては、そんなに荷物が重いとは思わない。去年も素晴らしい成績収めてますから、十分そこで投げられる元々のパフォーマンス持ってますから」

左腕は一死から代打・松尾に左前打を浴び、二死二塁から三森に遊撃内野安打を許し、一発逆転サヨナラのピンチを背負ったが、最後は蝦名を二飛に仕留め、プロ初セーブを挙げた。
「勝てて良かったですし、ゼロでいけて良かったです」
と、興奮気味に話し、プロ初セーブについては、
「うれしいです。ザキさん(岩崎)が連投してるって中で、自分たちがいない分、しっかりカバーできたのがよかった。今日勝てたのは良かったです」
自身が背負う背番号「47」の先輩である小山正明氏が、18日に死去していたことが発表された。桐敷は、
「ニュースで見ました。小山さんの背番号47で勝てたのが良かったです」
と、通算320勝の大先輩を弔う白星を挙げられたことを喜んだ。桐敷「47」、岩貞「14」は、この日訃報が伝わったOBの大投手、小山正明が現役時代に背負った背番号だった。岡田彰布(現オーナー付顧問)が、
「野球ではこうした不思議なことが起きるんよ」
と話していた。

湯浅京己が、約2年ぶりの一軍昇格を果たした。
「思うように行かないこともたくさんあったけど、本当にたくさんの方に支えてもらって、ここまで来られた。お世話になった方々にたくさん恩返しできるように、一軍で投げている姿をいっぱい見せたい」
藤川監督は、
「はい。支配下の中にいる1人の選手として、一軍に昇格しています」
昨年8月に国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」の手術を受け、完全復活への歩みを1歩ずつ進めてきた。

◆小山正明さん死去。小山正明さんが、18日午前11時20分に心不全のため死去した。90歳だった。24日、阪神が発表した。90歳だった。小山さんは兵庫県高砂市出身。歴代ともに3位となる通算320勝、3159奪三振を記録した。

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