大逆転サヨナラ勝利!

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 ★スポーツ紙、ななめ読み★

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大逆転サヨナラ勝利!

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○<阪神2-1広島>◇18日◇甲子園
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西勇が吠えた

■逆転サヨナラ勝利。DeNAと並んで首位に再浮上した。
「ウソでしょ ヒーローインタビュー終わるまで放送して下さいよ~」
何とも不運があった。この日放送した読売テレビの中継枠で収まらず、なんと西勇、中野のヒーローインタビュー中に、ちょうど中継が終わるというハプニングとなった。

9回裏、二死満塁で中野がプロ初のサヨナラ打を放った。
「西さんが、9回1点で抑えてくれた。西さんに黒星をつけるわけにはいかないと思っていたので、自分が(走者を)返せて、白星をつけることができてよかったです」
3球で追い込まれながらも直球、フォークに4球連続のファウルで食らいつく。そしてカウント2-2からの9球目。やや体勢を崩されながらも、外角低めへ沈む142キロフォークに対応。白球は前進守備の左翼手の頭上を越えた。

9回完投した先発・西勇は初勝利となった。先発・西勇は9回4安打1失点の好投が、サヨナラ勝ちで報われた。序盤から時折、雨粒が落ちる中、テンポのいい投球でカープ打線を抑え、広島・九里と白熱の投手戦を演じた。今季初白星で、128球の熱投は報われた。
「梅野のリード、配球パターンの意思疎通がすごくよかったですし、キーになるボールをうまく使ってくれた」
岡田監督も、
「西(勇)だけやろ、(勝ちが)ついてなかったのなあ、先発でな。何とか西に勝ち星つくためにと言ったらおかしいけど、つくようにな。だからあそこまで投げさせたよ」

1点を追う9回、一死から梅野が右前打。
「あれだけ頑張ってくれているし、ヒットでこういう最高の形になって、勝利までプレゼントできてよかった。みんなの力で勝ったと思う」

続く木浪も、右翼線二塁打で一打逆転サヨナラとなる一死二、三塁の好機を整えた。価値ある一打で、逆転サヨナラ勝ちをお膳立てした。
「とにかくつなごうという気持ちだけですね。それで初球からいきました」
一死一塁。初球、149キロ直球を迷いなく振り抜いた。鋭い打球は右翼線へ。一死二、三塁と好機を拡大。小幡と遊撃争いを繰り広げるなかで、8試合連続で先発出場し、今季4度目のマルチ安打。打率・440と好調をキープ。得点力不足に苦しむ中で、欠かせない存在となっている。その勢いで、チームを引っ張っていく。

ここで代打・渡辺は見逃し三振に倒れたが、近本の申告敬遠をはさんだ二死満塁から、中野が広島・栗林とのWBC戦士対決を制する左越え二塁打を放って2走者を迎え入れた。岡田監督はサヨナラの場面について、
「中野が打ってくれると、信じるしかなかった」
と、振り返りながらも、
「明日からは、打つ方がもっともっと奮起しないといけないですね」

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●<DeNA2-1阪神>◇16日◇横浜
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■才木が1発に泣いた。1回二死一塁で、DeNA牧に150キロ直球を左翼席に運ばれた。この2ランが決勝点になり、今季初黒星を喫した。大山、今季1号も空砲。同球場で屈辱の10連敗、今季初のカード負け越し。

才木、本調子を欠いたが、7回2失点とまとめた。岡田監督は、
「きょうが一番悪かったんちゃうか? それでも、それなりにな、投げてたからな」
と、粘りを評価。
「最短で戻ってくるつもり」
疲労を考慮され、登録抹消の湯浅がいない。
スタメン復帰の佐藤輝、7回に二塁打を放ち44打席ぶりの長打。森下はプロ初の3打席連続三振、二軍降格。

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雨天中止
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■単独首位に立った。この日のDeNA戦(横浜)は雨天中止となったが、同率で並んでいたヤクルトが広島に敗れたため、21年9月21日以来571日ぶりの単独首位となった。

大竹が“新・雨男”を襲名した。雨天中止で登板が流れるのは、5日・広島戦(マツダ)に続いて今季2度目。“雨柳さん”の異名を持つ青柳に並ぶ“雨男”の出現となった。

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●<DeNA8-3阪神>◇14日◇横浜
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「今年一番しょうもないゲーム」

■逆転負け。今季ワースト8失点の大敗に、
「開幕ピッチャーやで」
鬼門・横浜で9連敗エース・青柳が5回途中8安打5失点の乱調など、今季ワースト8失点で逆転負け。連勝は「2」で止まり、鬼門・横浜スタジアムでの連敗は「9」に伸びた。試合後の岡田監督は、
「今年一番しょうもないゲーム」
と、エースの背信投球に憤った。

好守3連発、木浪、ノイジー、佐藤輝がピンチの芽を摘む。昨年まで5年連続リーグ最多の失策数だったが、今季は11試合を消化した時点で、5失策とリーグ3位タイとなっている。

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