チカキナ!

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チカキナ!

■接戦を制し、負ければV消滅の危機で踏ん張った。近本が、決勝三塁打。
「何とかなれと思って、思いっきり振りました」

拙攻の連続も、ラッキーな形で勝ち越しに成功した。8回、2つの失策で二死二、三塁の思わぬ好機をつかんだ。近本はカーブに詰まらされたが、これを右翼手が飛びつくもグラブに収めきれず。記録は2点適時三塁打となり、勝ち越しに成功した。その後、糸原にも適時打が飛び出して4点目を奪った。先発・青柳も、8回途中6安打7奪三振で1失点。勝ち星はつかなかった。岩崎が5勝目、スアレスが24セーブ目。

初めて“チカキナ”で、お立ち台に上がった。甲子園球場のボルテージも最高潮のなか、同期入団の2人が中心に立った。近本は、
「いろいろあって聖也もこういう形で帰ってきてくれて僕も元気になりますし、残り試合この2人でチームを引っ張っていけるように頑張って行きます」
と力強く言い切った。2回先頭で迎えた木浪の第1打席、
「塁に出ることを考えて思い切り振った」
と、内角のスライダーを強振。打球は弾丸ライナーで、右翼ポール際に突き刺さった。先制の3号ソロ。7月28日のヤクルト戦(神宮)以来、91日ぶりの一発で流れを引き寄せた。



◆4球団の競合の末、交渉権を獲得したアマNO・1スラッガー近大・佐藤輝明内野手が27日、同校で球団側から指名あいさつを受けた。12球団OKの方針を示していた佐藤だったが、矢野監督がクジを引き当てガッツポーズを繰り出した際は、笑顔を見せることはなく、
「まあ、阪神で良かったと思います」
と、淡々と話していた。また、恩師の田中秀昌監督は大いなる期待と、一抹の不安を抱いている。
「とにかくマイペース。プロへ行く選手としては、初めて見るタイプです」
と苦笑する。また、ある近畿地方の大学関係者はというと、
「性格はおとなしく、オレがオレが、と積極性に欠ける部分があるのではないか』
という声も出ていた。つまり、佐藤が類いまれなポテンシャルを開花するためには技術やメンタルの強化が必要であり、プロ入り後の育成が何より重要になるというわけだ。その点、阪神は大きな不安を抱える。投手はまだしも、野手はFA補強や外国人選手に頼ってきた。育成下手で、好素材を潰し続ける阪神。不安は尽きない。



○<阪神4-1中日>◇27日◇甲子園

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