┌ \ ☆ アレ目指して…! ☆/ ┐
タイガース、新時代へ
★スポーツ紙、ななめ読み★
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大号泣の大竹、「感動しました」!
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○<阪神3-2巨人>◇27日◇甲子園
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両リーグ最速30勝、18年ぶりVの03年ペースや!
■今季ここまで無敗の土曜日の接戦を制し、今季最長タイの7連勝を飾った。7回無失点と好投の大竹は、キャリアハイの6勝を挙げた。12球団最速の100万人動員を突破した。
大竹はこの日、7回無失点。代打を送られた7回裏にチームが先制に成功すると、ベンチで涙を流していた。クールに見えて、熱いやつ。
「やっぱり0―0のままだったらもっと投げたかったし、そこをしっかり代わった代打(渡辺諒)が(四球)でつないでくれて、点取ってもらえたんで。単純に打つより、気持ちの面ですごく感じるものになった」
岡田監督、
「そら大竹が一番、嬉しかったんやろ。祈っとったんじゃない? うーん」
岡田監督が、少ない好機で動いた。両軍無得点の7回一死一塁。7回無失点の好投を見せていた先発・大竹が次打者席に控えるなか、8番・木浪に送りバントを命じた。木浪はきっちりと決め、二死二塁に。ここで、大竹に代打・渡辺諒を投入した。
試合を動かしたのは近本だった。代打の渡辺諒も四球を選んで二死一、二塁と好機を広げた。この場面で近本が中前に適時打を放ち、決勝点をたたき出した。さらに中野も、代わった投手から中前への適時打を放って、2点を追加。勝負を決めた。
3-0で迎えた9回。勝利をほぼ確信していた虎党が、不安に襲われる。イニングの頭を任された浜地が、一死から四球で交代。続く及川は二ゴロで二死一塁とした後、ブリンソンの2ランで1点差にまで迫られた。
「そうね、接戦にしてしまったんだけど(笑)最後ね」
岡田監督がベンチを出る。この回、3度目の投手交代。祈る虎党から声援を受け、加治屋がマウンドに向かった。
「(準備は)及川が登板してから。『中田翔にまわったらいくよ、あと一人任せた』と、想定通り」
打席には代打・中田翔。同点の一発は許さないと腕を振った。最後は胸元に142キロフォークをズドン。見逃し三振に斬り、プロ10年目で初めてセーブをあげた。
「(初セーブの)実感はあまりないですけど、9回のあの場面を任せてもらえたのはうれしかった。自分の仕事ができてほっとしています」
※「伝統の一戦」の起源とされる1936年当時のユニホームをモデルとした復刻ユニホーム、おおむね好評。今回は、阪神が白地に薄いタテジマで、帽子は大阪タイガースの「O」の文字。巨人はグレーが基調のユニホームで戦った。
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