爆勝。大山が、1イニング2本塁打を含む6打数6安打3本塁打、7打点と“大噴火”。19安打20点を奪う猛攻撃で、最下位から脱出。14年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来4年ぶりとなる1試合20得点を達成。

「先取点が大事だと思った。同級生の晋太郎が先発でしたし、何とか同い年の僕が助けてあげたいなと思って」
1イニング2本塁打は、タイガース史上5人目。82年に、掛布が記録して以来。1試合3本塁打は、2010年のブラゼル以来。1試合6安打も、セ・タイ記録。渡辺博之54年以来2人目の快挙だ。2003年の城島健司(ダイエー)以来で、セでは1974年の高田繁(巨人)以来4人目。プロ野球記録は、1リーグ時代の49年の大下弘(東急)の7安打。金本監督も、
「すごいね(笑い)。6の6? 何打点? 667!? いつもこれくらいは無理やろうけど(笑い)」

金本監督も思わずベンチを飛び出したのは、3回だ。藤浪の満塁本塁打が飛び出した。
「投手の満塁ホームランもないでしょう」
セ・リーグでは、10人目(11度目)。とうの藤浪は、
「たまたまです。レフトは越えるかな、という感触があったので、一生懸命走りました。歓声が上がったので捕られてしまったのかと思っていたら、審判が手をまわしていたので驚きました」
外角141キロ直球を、左翼スタンドにたたき込んだ。今季初安打は、プロ入り初の満塁アーチ。81年6月23日・広島戦(甲子園)での山本和行以来、37年ぶり2人目となった。プロ2年目の2014年以来の通算2本塁打目。

本職の方は、52日ぶりに先発登板。5回6安打4失点。93球を投げて、4三振を奪い、四球と死球はともに1つずつだった。今季3勝目。が、
「もっと長い回を投げないといけなかった。野手の人に感謝したい」
と、決して納得のいく結果ではなかった。金本監督は、
「ある程度ストライクが取れていたので安心した」
と語り、次回登板も明言。 メッセンジャー、秋山がローテに不在の今、背番号・19にかかる期待は大きい。

こちら福留も、いきなり2点適時打。
「打つことに関してはさほど影響がないので。走ることに関して、徐々にやっていけたら」
代打で、5戦ぶりの実戦復帰。順調な回復をアピールする一振りだった。

○<DeNA4-20阪神>◇16日◇横浜

過去の試合;
●<阪神4-6ヤクルト>◇15日◇甲子園

3連敗で、単独最下位。情けなさ過ぎる。金本監督の采配、迷走。先発・青柳が、5回2/3を投げて8安打3失点。投打の歯車がかみ合わず、3連敗で今季最多の借金10に達した。甲子園では今季借金14。ワーストの78年17に迫っており、窮状は深刻だ。

※北條、今季絶望。「左肩の亜脱臼」と診断。

●<阪神0-4ヤクルト>◇14日◇甲子園

「気合を入れろ、タイガース」
守れない。打てない。2安打、今季11度目の完封負け。今季最多タイの借金9に膨れた。先発・小野は、5回2/3を8安打4失点で降板。本拠地でのクライマックスシリーズ開催が遠のいた。北條が4回の守備で、三遊間への打球に飛びついて捕球も、左肩を負傷。試合後、球団広報は、
「左肩の亜脱臼のような症状。病院には行かず、様子を見ている」

※ 二軍甲子園Vへ、20、21日鳴尾浜から変更。優勝を決める可能性もある。

●<阪神2-6中日>◇13日◇甲子園

才木、自己最短3回1/3でKO、ワーストタイ5失点で8敗目。松坂に対戦3連敗を喫し、今季甲子園での負け越しが決まった。19勝31敗1分け。甲子園での負け越しは、52年のフランチャイズ制導入後では16年以来2年ぶり通算20度目。過去19度のうちAクラスに入ったのは、わずか2度。Bクラス確率は、89・5%という高い数字となっている。