伏兵・島田、幸運V打!

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メ┃チ┃ャ┃優┃勝┃し┃た┃い┃ね┃ん┃!┃
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   〜 独断、スポーツ誌ななめ読み 〜
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伏兵・島田、幸運V打!

執念で、白星をもぎ取った。1点リードの9回裏は、一死満塁。アンラッキーあり、後逸ありの大ピンチもしのぎ、あわやサヨナラ負けの崖っぷちで踏ん張った。6回の守備から右翼守備に就いていた島田が、ラッキーなヒットで決勝点を演出した。1-1の7回一死二塁。カウント2-2から3番手今野の変化球を引っ張った。一塁へのゴロに、心の中は、
「うわっ、やってしまった…」
そう思った直後、打球は一塁ベースを直撃。大きくはねて一塁手のグラブの上を抜けた。
「ベンチの思いとファンの方の声援が、ああいう打球を生んでくれたと思います」
ベースに当たっていなければ、一ゴロで二死三塁となっていたところ。まだツキはある。運を味方につけた適時二塁打は、値千金の一打となった。4番・大山が初回に先制適時打を放ち、前日8日の敗戦のショックを吹き払った。



先発・秋山は、5回5安打1失点で降板。初回から3回までは、すべて2人以上の走者を背負う苦しい投球も1失点と粘投。4回からの2イニングは、いずれも3者凡退とリズムを取り戻した。
「テンポ良くゲームを進めることができなかったことは反省ですが、なんとか最少失点でゲームを壊さず次に繋ぐことはできたと思う」
矢野監督も、
「ピンチ、ピンチ、ピンチやったし、球数も使ったけど、粘ってくれたおかげで5回までいってくれたし、あれがなかったら序盤でやられていた可能性も高かったんで。アキらしさというのが出た」
と、力投を称えた。が、ここから驚きのスペシャル方程式が飛びだした。
「スクランブルで、あの3回を2人でどういくかということを考えていた。優(岩崎も)ピシャといってくれたんで、いい流れでバトンを渡してくれた」
と、矢野監督。1点を勝ち越した直後の7回からセットアッパー・岩崎優、8回途中から守護神・スアレスを投入。ともに、今季初の「ダブル回またぎ」で終盤3イニングを2人で締めた。スクランブル継投、実った。守備の要である捕手・坂本が、内容あるリードで投手陣を引っ張った。スアレスに最後の2イニングを託したベンチの判断も、この日の坂本の好リードゆえ、決断しやすかった。

アルカンタラが1回を無失点で切り抜け、中継ぎでは初となる3勝目を手にした。同点の6回に2番手で登板。二死から一、二塁を招いたが、自打者をスプリットで空振り三振に仕留めた。
「すごく大事な場面で監督が信頼して送り出してくれたから、なんとかその信頼に応えて、いい状態で次のピッチャーにつなぎたいという思いだったよ」
ヤクルトの連勝を7で止め、矢野監督は監督通算200勝を飾った。自力優勝は消えても、逆転優勝を諦めてはいない。

♦ファーム日本選手権でロッテに勝利し、ファーム日本一に輝いた。最終回の逆転劇で2018年以来3年ぶり6回目のファーム日本一に輝いた。平田二軍監督にとっては、10年のファーム日本選手権で逆転負けを喫したロッテにリベンジを果たした。
「半分諦めていました。ロッテは強かったね。きょうは半分、もうちょっと諦めかけていたところで、選手たちは最後まで諦めずにやった。日頃の鍛錬のおかげですよ」
と、勝利監督インタビューで笑いを誘った。(「ファーム日本選手権、<ロッテ2-3阪神>◇9日◇ひなたサンマリンスタジアム宮崎」)

○<ヤクルト1-2阪神>◇9日◇神宮



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●<ヤクルト4-1阪神>◇8日◇神宮

130試合目にして自力Vが消滅し、ヤクルトの優勝マジック11点灯を許した。27イニング無失点と絶好調だった高橋遥を、今季初の中5日で投入するも実らず、5回4失点。打線も、大山のソロ1点に抑えられ、首位と今季最大の3ゲーム差に広げられた。佐藤輝、2試合連続出番なし。

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●<DeNA4-3阪神>◇7日◇横浜

痛恨。逆転負けで、連勝5でストップ。8回に登板した及川が、痛恨の逆転2ランを浴びた。先発・伊藤将は、5回2失点と粘投。大山の2年連続20本塁打以上は球団では04~09年の金本知憲以来。チーム内ではすでに佐藤輝、サンズ、マルテが20本塁打をクリアしている。大山の1発で85年のランディ・バース54本塁打、掛布雅之40本塁打、岡田彰布35本塁打、真弓明信34本塁打以来、36年ぶりの「20本塁打カルテット」が誕生した。

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