┌ \ ☆ 熱覇(ねっぱ) ☆/ ┐
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★スポーツ紙、ななめ読み★
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工藤泰成が快挙、163キロで球団日本人新記録!
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○<阪神2-1ヤクルト>◇11日◇甲子園
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森下が決めた
■劇的サヨナラ勝ちで、単独首位をキープ。9回一死。左手首の骨折から一軍復帰した近本光司が、復帰後初安打となる中前打を放つ。甲子園が大歓声に包まれると、続く中野も四球を選んだ。ここで森下が左前に安打を放ち、試合を決めた(記録は安打と左翼・山野辺の失策)。
「決めてやるという思いでした。チカさんが来たことで、勢いが変わる」
近本光司が、2カ月半ぶりに戦列に戻った。出場選手登録され、指定席の「1番・中堅」で先発メンバーに名を連ねた。9回に復帰後初安打を中前に放って、サヨナラのホームを踏んだ。
「最終的に勝ったので良かったですけど、やっぱり一軍の野球の面白さというのがあったんじゃないかなと思います」
藤川監督は、
「(森下は)本当にいい活躍ですし、近本も戻ってきてくれていきなりいいところで最後一本打ってくれました。最終回はらしいヒットだし、その後の走塁のレベルも、非常に高いものを見せてくれるので。戻ってきて分かる素晴らしい選手ですね」
佐藤輝が、先制弾を放った。0-0で迎えた2回先頭の第1打席だ。初球、ヤクルト松本健が投じた真ん中付近のカーブを強振。
「子どもたちを招待していたので、みんなの前でホームランを打つことができてよかった」
ただし、次の打席はボール球に手を出しての三振。打席ごとに内容が変わるのは、自分のスイングをしっかり管理できていない証拠。2打席目以降は、力みも感じた。おそらく目の前で森下が打ちまくっていることも影響しているのだろう。1点リードで迎えた8回無死一塁では、あわや逆転の致命的ミス、2試合連続の12失策目。グラブからこぼし、送球できず。藤川監督は、佐藤の失策について、
「こちらの問題、責任」、
守備での苦戦も、
「何も考えることなく、ライトへ大きなホームランを打てばいいんじゃないですか」
8回、工藤泰成、劇的なピンチ脱出。マウンド上で雄叫びを上げた。ピンチでギア上げ、160キロ台連発。2番手でマウンドに上がった工藤が先頭の中村悠に中前打を浴びると、続く代打・塩見のゴロを三塁の佐藤輝がファンブルしてオールセーフに。さらに内山を歩かせ無死満塁とされたが、動じなかった。
まず岩田を161キロの直球で投ゴロに仕留めると、続くセデーニョにも160キロを超える直球を続けて追い込み、カットボールで空振り三振。二死までこぎつけ、サンタナには初球で自己最速の163キロを記録すると、最後は161キロの直球で空振り三振に仕留めた。無死満塁となってから、9球投じたストレートはすべて160キロオーバー。163キロはスアレス(2021年)に並んで球団最速タイとなった。
「少し力任せに投げてしまうのもありましたけど、冷静に投げられたと思います。(球速の表示は)見ていなくて、ベンチで知りました。そんな出てたんだって(笑)」
「工藤は救った風に見えるかもしれないですけど、逆にいうと工藤のチャンスになったわけで。そういう意味でいいきっかけになると思いますけどね」
藤川監督も称賛、
「ピッチャーも野手もそうなんでしょうけど、いわゆる覚せいと言いますか、レベルアップをする時は大きな壁が目の前にあると思うんですけど、力強くいったのは、ファンの方のボルテージも最高潮に上がってくれましたし、球場とともに工藤という投手、ほかの投手もそうですけど、こうして乗り越えていくんだというのが見て取れたイニングでしたから、ゾワゾワとしました。こちらもね」
と、興奮を隠さなかった。
1カ月ぶり先発の伊藤将司が、快投。再三の雨天中止などにより、登録されたまま異例の「中29日」となったが、7回3安打無失点。ブランクを感じさせない好投を見せた。
「梅野さんと話し合いながら、丁寧に投げることができました」
土壇場で、悪夢。9回にドリスが先頭から連打を浴びて無死一、三塁とされ、遊ゴロ併殺の間に同点を許した。仲間に感謝の白星。
「悪い時はあるが、カバーして」
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●<阪神1-2ヤクルト>◇10日◇甲子園
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■痛いミスが響き、連勝が「2」でストップ。力投報われず、下村海翔。プロ2度目の登板は非運と痛恨の初黒星がついた。2失策、佐藤輝一塁悪送球、熊谷本塁送球は野選で不運な失点。勝ち越しソロを、被弾。打線も振るわず。初回に森下の適時二塁打で幸先よく先制も、2回以降はヤクルト・高橋の前に苦戦。好機であと1本が出なかった。下村海翔が6回自責1の力投も、プロ初勝利ならず。藤川監督は、
「一つのゲームにおいては乗り越えないといけない壁というのはありますから」
プロ初黒星の下村については、
「チームにとっては負けになりましたけど、彼には次への糧になったんじゃないかと」
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