福留、逆転V弾!

打ちも打ったり、今季最多17安打16得点の猛攻。またも陽川が、今季最高の猛攻撃の主役を張った。終盤まで、猛虎打線が容赦なく快音を連ね続けた。4位に浮上。

先発・藤浪が5回8安打5失点ながら、打線の援護に恵まれて1年ぶりの連勝で2勝目を飾った。苦しみ、失点を重ねながら、最少リードを必死に守った。
「打線に助けてもらった」
と、頭を下げた。5回で93球を投げ、8安打5失点。4三振を奪い、与えた四球は3つだった。次回は、前半戦最後の9連戦。登録抹消はせず、2度の登板が予想される。6回以降はベテランの能見、藤川が3者凡退に抑え、試合を落ち着かせた。

初回、3連続四球で築いた一死満塁から陽川の左中間二塁打で2点を先制し、さらに敬遠四球などで二死満塁としてから梅野が押し出し四球を選んでもう1点を加え、初回で計3点を先取した。連夜の活躍で、早くも風格が漂いはじめた。

バットを振れば、面白いように白球が飛んでいく。陽川が先制の2点打を含む、プロ初となる4安打で猛打賞。連夜の大暴れ。「サンケイスポーツ」によると、
「チャンスだったので、どんどん初球から振っていこうと思っていった結果です。追い込まれるまでは自分のスイング、追い込まれてからはコンパクトにいっています」
ただならぬ覚悟が、結果として表れている。勝負の5年目。今季を、
「自分にとっても、ラストチャンスだと思っている」
と表現していた。

3回には藤浪が一挙5失点で試合をひっくり返されたが、直後の4回に福留が狙いすました初球の142キロ直球を一閃。失速することなく、電光掲示版下に直撃した。
「最近はずっと投手に迷惑ばかりかけていたので、相手のミスもあったので、もらったチャンスを何とかしたいなという思いでした」
バックスクリーンへ逆転の7号3ランを放ち、火をつけた。
「ああだこうだ考えるより、最初から思い切っていきました。だいぶ風に助けられましたね。(感触は)ここ最近では完ペキだったと思います」
7回には二死走者なしから梅野と、代打・隼太の連続二塁打。
「ダメ押しというか、この球場は何があるか分からないので」
と、2点差に突き放す右越え二塁打。二塁上で、バシッと手を叩いた。
8回にも、陽川のこの試合3本目の二塁打となるフェンス直撃の中越え二塁打などで2点(1試合3二塁打は、球団記録)、まだ勢いは止まらない。まさかここから二塁打が5本も出て、さらに9点も入った。チーム9二塁打は、球団最多。

○<DeNA6-16阪神>◇27日◇横浜