ラストゲームは、今季初の引き分け!

<日本生命セ・パ交流戦:阪神3-3オリックス>◇21日◇甲子園

交流戦・ラストゲームは延長12回、3-3で引き分けた。6勝11敗1分けと、大苦戦。全体で11位に沈み、セ・リーグ球団のなかでは最下位だった。金本監督は、
「結果が結果ですから」
と、渋い表情。

1点を追う6回、糸井が2点適時打を放って逆転。力投していたプロ初登板初先発の馬場に勝利投手の権利が舞い込む、いい流れになった。だが、8回に救援陣がつかまると、9回に糸井の同点アーチで追いつくのが精いっぱいだった。
「馬場が一生懸命投げていたので、なんとか気合で打ちました」
と振り返っていた。その8回の守備で、目測を誤る“ミス”を犯し勝ち越し点を許したが、土壇場の9回、左中間へ豪快な10号同点ソロ。チームが苦しんだ交流戦も、4番として打率・344、2本塁打、13打点と奮闘。

ドラフト1位・馬場は6回5安打1失点。2回に特大のソロを浴びるも、以降は粘りの投球。6イニング中4イニングで走者を背負ったが、要所を締めた。140キロ後半の直球に、自慢の変化球を交えて5三振を奪った。堂々の甲子園デビューだった。

「できればね」
と、好投した馬場に白星をつけてあげられなかったことには、監督として悔しさをにじませた。雨天中止により“順延”となったデビュー戦で好投した馬場は、「サンケイスポーツ」によると、
「三者凡退にできた回もあれば、ピンチをつくってしまった回もあった。すごく勉強になりましたし、いい経験になりました」
マウンドに上がった直後の緊張した面持ちは、回を追うごとになくなっていった。金本監督も、
「ちょっとストレートがファームのいいときの走りではなかったから心配はしていたけど、うまいこと変化球を使って。6回1失点ですか。合格点ですね」
とうなずいた。

※大山、抹消。北條が昇格。馬場も、“投げ抹消”となる見込み。

<日本生命セ・パ交流戦:阪神-オリックス=降雨中止>◇20日◇甲子園

雨天中止は早くも9度目で、交流戦では4度目の中止となった。同戦は21日に予備日が設定されているが、翌22日からはリーグ戦が再開。首位・広島を甲子園で迎え撃つ。思わぬ形での4連戦となりそうだ。

●<日本生命セ・パ交流戦:阪神1-3ロッテ>◇19日◇甲子園

■交流戦セ最下位決定。Bクラス転落。借金は3。「野球気分ではないが…」、甲子園で地震後初試合。雨の影響で開門が約1時間遅れるなど、不安定な天候の中ではじまった一戦。観衆2万4127人。05年の実数発表以降、最少だった。

先発・メッセンジャー、粘りの投球も7回3失点。打線の援護に恵まれず、4敗目。大拙攻。9安打もたった1点。毎回のように走者を置きながら、得点は4回だけだった。高山の右前適時打で1点を返したものの、反撃はここまで。マルチ、タイムリーの高山について、
「ちょっと何かつかんだのかな。何とか早くこれというのをつかんで、打てるようになってほしい」
と、金本監督は復調へ期待を込める。

■甲子園、現時点では被害なし。
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震があり、4人が死亡、330人以上が負傷した。関西地方は交通機関がストップし、停電も相次ぐなど都市機能がまひし、大混乱した。

西宮市内にある阪神の球団事務所も、地震の被害を受けた。入り口付近の天井が崩れて落下したほか、外壁にヒビが入って、コンクリート片が崩れ落ちた。なお、阪神鳴尾浜球場の被害も確認されなかった。グラウンドや、若虎が生活を送る虎風荘も無事だった。

●<日本生命セ・パ交流戦:楽天8-0阪神>◇17日◇楽天生命パーク

才木が、最短4回7安打4失点で2敗目を喫した。プロ初被弾を含む3被弾。中20日の一軍帯同に疑問。2番手・谷川も、1回3安打4失点と流れを止められなかった。打線も、4安打に抑えられ無得点で敗れた。打線の沈黙だけでなく、守備でも計3失策とミスは出た。5回の4失点に絡んだのは、タッチアップのランナーに(送球が)当たった高山の悪送球と、今季初失策の福留の後逸。今季6度目の完封負け。2年ぶり交流戦負け越し。

※ 新外国人、エフレン・ナバーロ内野手(32)=前カブス傘下3A=が17日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見を行った。1年契約で、年俸は3300万円。背番号は、99。