ロサリオ、糸井が今季初の2者連続弾!

快勝、連敗ストップ。ロサリオと、糸井の連弾をはじめ13試合ぶりの2ケタとなる11安打大量8得点を挙げた。“地方の鬼”・メッセンジャーが、セ・リーグ単独トップの7勝目をあげた。

やっぱり主役が打てば、景気がよくなる。3回、一死一、三塁で失策に乗じて先制すると、なおもロサリオの4号2ラン、糸井の7号ソロと連続本塁打でこの回5点を奪った。4回には、二死満塁で福留の犠飛打、7回には、二死二塁で大山の適時三塁打(今季初三塁打、5月初打点)で加点。続けて、梅野のセーフティスクイズでダメを押した。

ロサリオに、11試合ぶりの本塁打が飛び出した。2-0の3回一死二塁、4球目をとらえると、打球は左翼中段へ飛び込んだ。8日の巨人戦(東京ドーム)以来となる4号2ランだ。三塁コーチャーの高代ヘッドコーチと、飛び跳ねて喜んだ。
「しっかりと自分のスイングをすることができたね。チームに貢献することができて良かった」
と、倉敷の地で快音を響かせた(ただ、それ以外の打席の内容が悪すぎる)。続いて5番・糸井も、そんなロサリオにつられるかのように、右翼へ豪快な弾丸ライナーの7号ソロ。
「ロサリオのホームランを『いいなあ!』と思いながら見ていました。自分もいいスイングをしようと思って打席に向かいました。いい結果になってくれて良かったです」
糸井がホームに生還するのを待って、ロサリオがベンチから飛び出してきた。2人で高くジャンプし、右腕を交える喜びの儀式。お立ち台は、2人で共演。
「あれでちょっと雰囲気は変わったような気はする」
と、金本監督。久しぶりの大量点、2ケタ安打については、
「もともとは相手のミスからもらった点だったが、そこからつけ込めたという点ではよかった」

メッセは初回から四死球でピンチをつくるなど、この日は苦しい投球が続いた。5点の援護を受けた直後の4回には四球の後、3連打を浴びるなどで3失点。6回までに要した球数は今季最多の131球。それでも、何とか粘って6回7安打3失点。先発の仕事を果たした。
「本当に苦しい投球になってしまった。ブルペンでは調子が良かったけど、本当に違う投球になってしまった」
と、苦笑いを浮かべた。7回以降は岩崎、桑原、マテオと無失点リレー。

※中谷、昇格即スタメン。今季初打席は、打撃妨害で出塁。また、連続試合出場記録がストップする可能性も出ていた鳥谷は、6回に代打で登場し、14打席ぶりの中前打。自身の持つ歴代2位の連続試合出場記録を、「1935」に伸ばした。

○<阪神8-3ヤクルト>◇22日◇倉敷

過去の試合;
● <中日6-1阪神>◇20日◇ナゴヤドーム

完敗、5位転落。プロ初先発・才木が、5回12安打5失点で初黒星。
「毎回、ランナーを出してピンチを招いてしまい、攻撃にいいリズムを持ってこられるような投球をすることができませんでした」
と、肩を落とした。1回先頭打者に初球147キロ直球を右前にはじき返され、浮き足立つと、死球などで一死満塁のピンチを招き、押し出し四球。さらに、右前2点打を許すなど、リズムに乗れなかった。

1番で初出場となった植田、はじめて5番に座った糸井、今季初スタメンの隼太、プロ初のスタメン出場となった長坂と、フレッシュな打線。大幅に打線を組み替えてのぞんだ一戦だったが、わずか5安打で1点。これで、12試合連続一ケタ安打で、1998年6、7月の13試合連続以来、20年ぶりの屈辱となった。金本監督は、
「「今年は我慢が長いけどな。でも、我慢するしかないんだから」
と、言葉をしぼりだした。

● <中日3-2阪神>◇19日◇ナゴヤドーム

逆転負け。深刻貧打。散発4安打2得点。小野は、7回を投げて6安打3失点。無駄な四球と、不用意な失投。将来のエースとして成長するためにも、勝負どころでのミスは許されない。11戦連続1桁安打。9試合連続で3得点以下と、あいもかわらず低調。借金は2。

福留がスタメンから外れ、前日猛打賞のロサリオが6試合ぶりに4番復帰。5番・三塁に大山が入った。金本監督は、
「足を使っても、その後の打つ方が…。4安打じゃ点を取れんわな」
ドラフト3位・熊谷が一軍デビューし、さっそく俊足を披露し、二盗を成功させた。