上本、チーム全打点となる4打点の活躍!

メッセンジャーが、7回を投げて、6安打1失点と、好投。価値ある115球。甲子園では、今季初。リーグ単独トップの5勝目を挙げた。8回は桑原、9回をドリスとつなぎ、ドリスは10セーブ目。3連勝で、2位浮上。

GWの試みとして昨年に続き、甲子園のスコアボードが、外国人選手を除いて平仮名表記になった。「うえもと」、「うえだ」、「いとい」など、普段とは違う表記にファンは大歓声。今季最多の4万6596人が集った。

上本、笑顔満開。
「いつもメッセンジャーの勝ちたいという熱い気持ちに、チーム全体が引っ張られているので、本当にメッセンジャーに感謝しています」
上本が3安打4打点の大活躍で、チームの全得点をたたき出す働き。今季初めてお立ち台にあがった。
「目の前の1球とか、そういうのを大事にして、1球1球をおろそかにしないようにやっています。いいときもあるし、悪いときもあるし、迷惑かけることが多いんで。まあ、たまにはいいかなと思います」
1点を追う5回二死一、二塁。打席に入った上本が、初球を振り抜いた。打球は中堅手の頭上を越え、フェンスに到達。一塁走者の中前安打を放ったメッセンジャーが一気に本塁を駆け抜け、逆転となる2点適時打を放った。金本監督も、「サンケイスポーツ」によると、
「いいところで、ほしいところでよく打ってくれました」
と、絶賛。代打・鳥谷が申告敬遠され、7回一死満塁で、追い込まれながらも、内角高め144キロを左前2点打。

「開幕二塁」は鳥谷に譲り、併用が続くも、これで出場6戦連続安打、2戦連続猛打賞で6打数連続安打だ。絶好調のバットが、クリーンアップ3人ノーヒットと、普通なら“負け試合”をモノにした。

「初回に点を取られてしまったのはちょっと残念でしたが、そのあとなんとか我慢強くゼロを並べることができてよかったです」
と、メッセンジャー。立ち上がりに先制点を奪われたが、以降は安定感ある投球で得点を許さなかった。140キロ台後半の直球に縦のカーブを駆使して、相手打線をほんろうした。
「(甲子園初勝利に)みなさんの前で勝てて最高。ウエポンが絶好調。彼がやってくれると思っていたよ」
と、上本を抱えて、満面の笑顔。

「今は、下位打線がそんなに一発のある打者が並んでるわけでもないし、割と小技ができる俊介とか、糸原とか、梅野とか並んでるんで、そこで長打を期待してるよりかは、なにか思い切って動いたほうがっていうのがあるんで。動きやすいって言えば、動きやすいです」
勝利した金本監督は、試合後のインタビューで笑みがこぼれた。
「(メッセンジャーについて)年齢的なことも本人は頭にあるみたいで、以前のように力で押してっていうのではなく、いろんな球種を使いながら、コーナーを突きながら低めを意識して投げてるんで、その結果がこの5勝だと思いますけどね」

○<阪神4-2DeNA>◇3日◇甲子園

<阪神-DeNA=降雨中止>◇2日◇甲子園

メッセンジャー、2戦連続のスライド登板に挑む。金本監督は、
「リリーフにとっては、丸2日空いたから」
と、好意的に受け止めた。また、1日に右手小指付近に投球を受け、途中交代した福留は練習場に姿を現さなかったが、監督は、
「マッサージ優先で。(練習参加は)止めた」
と説明し、3日以降の出場に問題がないことを明らかにした。