秋山、チーム完投一番乗り!

秋山が投打にわたる活躍でチームを、ふたたび5割に押し戻した。「ウル虎の夏2018」で着用する新ユニホームを、お披露目試合でさっそく、幸せの黄色いユニホームにしてみせた。

9回6安打無四死球、9三振を奪う力投だった。2勝目。お立ち台に上がった秋山は、完封を逃したが、
「詰めが甘いなと。僕らしいかな」
と、苦笑い。バットでもアピールしたが、
「タイムリー? それ以降、自分のペースで投げることができたと思う」
と、してやったりの表情を浮かべていた。
「いい真っすぐがいって、試合の中で自信を取り戻せた。それも、1人で投げ切れた要因です」
最速147キロの力強いストレートを軸にした107球。9三振のうち、6個は直球で奪った。金本監督も、
「最終回以外は安心して見ていた。9連戦の真ん中で(救援陣を休ませることができて)それが一番大きかった」
と称賛した。13安打7得点で、DeNAに快勝。

■「1番・二塁」で先発出場の上本が長短打を織り交ぜたバットで、今季チーム最多タイとなる13安打の口火を切った。トドメの今季1号をふくむ猛打賞の大暴れ。三塁打を放てばサイクル安打だったが、首脳陣と話し合い、7回の守りから鳥谷と交代した。チームが勝てば、それでよかった。
「………」
試合後、言葉を残さなかったが、職人・上本のバットは雄弁だ。

初回、先頭の上本が左中間を破る二塁打でチャンスメークすると、植田がすかさず犠打を成功。ここで糸井が左中間へ鮮やかにはじき返し、先制点を奪った。
「初回のチャンスで、最低限1点をという気持ちで打席に入りました。初球から緩いカーブにうまく対応することができてよかったです」
なおも、福留の右手首付近の死球などで二死一、三塁の好機で6番・糸原が中前へ、
「福留さんがあのようなかたち(死球)で出塁してつないでくれたので、何が何でも返してやろうという気持ちで打ちました」
続く、俊介も中前へはじき返し、この回3点を先制した。
「みんながつないでくれて、まわってきた打席でしたし、そのいい流れのなかで打ちに行くことができました」
と振り返った。4回には、秋山自らのタイムリーなどで3点を加点。リードを6点に広げて、苦手・今永をKO。

金本監督も、「サンケイスポーツ」によると、
「よく点も取ってくれましたし、わりと、安心して見ていられる試合でした。(1回から)3点ですかね、よくつなげてくれて。あれで結構、主導権を握れたので。そういう、初回からドーンと行ってくれる試合がたくさんできればいい」
と振り返った。本拠地・甲子園では、4月15日ヤクルト戦以来の勝利。

○<阪神7-1DeNA>◇1日◇甲子園