大山、納得の2号2ラン!

逃げ切った。ホーム初白星。先発・秋山が6回5回1失点と好投し、今季初勝利を挙げた。打線は1回に先制点を挙げると、4回には6番・大山の右越え2号2ランで追加点を奪った。

秋山が、今季初勝利。
「本当はもっと長いイニングを投げたかったんですけど、とりあえずホッとしました」
危なげない投球を、見せつけた。低めに制球された直球に加え、落差の大きいカーブ、フォークを交ぜながら中日打線をほんろう。5回までスコアボードに「0」を並べた。6回に、辛口判定などで、1点を返されたが、最少失点で持ちこたえた。

7回以降は、今季初めてそろい踏みとなった桑原、マテオ、ドリスの「勝利の方程式」で、まさに冷や汗が流れるようなピンチを迎えながらも、無失点リレーを完成させた。金本監督は、
「去年の勝ちパターンというか、あの3人で締めくくれて良かったです」
と、笑顔で振り返った。

追加点となる、2号2ランを放った大山。1点リードの4回一死一塁、134キロカットボールを打ち返した。右方向に押し込むように放った打球は、そのままスタンドイン。
「強い打球を打つことを考えて、コンパクトにスイングすることができました。最高の結果になってくれました」
パワーアップを実証する今季2本目の右方向弾で、貴重な追加点となった。
「去年までは、右方向に打ってフェンス手前で失速することがあったので…」
1年目から筋トレ漬けだった大山は、お立ち台で、
「やっとウエートトレーニングの効果が出てきたのかなと思います」
と笑った。

先制適時打を放ったのは、福留だ。初回二死一、二塁の好機で打席へ。フルカウントまで粘った6球目、142キロをたたき中前適時打とした。
「先制のチャンスで回って来た打席だったので、後ろにつなぐことを意識していました」
前日6日、同点の6回一死二、三塁の好機で初球、投ゴロに倒れた。3打数無安打2三振に終わり、チームも逆転負け。
「自分のなかで悔しさを持って球場に来ているわけだし、そのなかで何とかものにできてよかった」

高山が8回に、右前打。カウント1-1からジーの直球を右前へ。3打席凡退に倒れていたが、第4打席できっちりと安打をマーク。今後につながる一打に、
「よかったです。最後一本出て」
と話した。

西岡、今季初スタメン。2番・二塁で先発。1回一死では遊ゴロ失策で出塁し、先制のホームを踏んだ。ただ、4打数無安打に終わった。
「これからも絶対に必要な戦力」
と、金本監督。起用の意図については、
「彼のモチベーションもありますし、状態もいいと踏んでいたので。ちょっと起爆剤に」
と、説明。

○<阪神3-1中日>◇7日◇京セラドーム大阪

● <阪神2-3中日>◇6日◇京セラドーム大阪

■ ホーム開幕戦を落とした。1点を追う9回一死三塁。金本監督が選択した策は、梅野のセーフティースクイズだったが、打球は投手正面に転がり、ダブルプレーでゲームセット。衝撃の結末だった。

藤浪、自滅。4回2/3、4安打3四球2失点。1-2の5回二死一、三塁から二者連続の四球。押し出しで同点にされ、次打者に対して4連続でボール球を投げた瞬間、金本監督がベンチを出て投手交代を告げた。金本監督は、
「全員バントされたら、全部ヒットですよ」
と、怒りを通り越して呆れ顔。登板2試合目にして、はやくも“最後通告”だ。

初回に四球、バント処理の一塁悪送球(犠打失策)、暴投と独り相撲で1点を献上。そのウラに糸井の2ランで逆転。2回から4回までは3人ずつで打ち取ってペースに乗ったかに見えたが、5回にふたたび制球を乱した。
「立ち上がり、守備でのミスもあり先制を許してしまいました。5回のピンチの場面では、抑えたいという気持ちが力みに変ってしまい、思うような投球ができずに悔しいです」

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